2017年度の金沢医科大学一般入試は、一次試験が1月19日、二次試験が1月30日・31日のいずれかに実施されます。

東海地区では愛知医科大学・藤田保健衛生大学に次いで非常に高い人気のある大学ですが、一次試験会場が、本学(石川県河北郡)以外に、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡にあり、全国どこでも受験可能です。

金沢医科大学化学の傾向と対策について、富士学院名古屋校化学科の田中先生に伺いました。

――金沢医科大学の化学は、藤田保健衛生大学や愛知医科大学と異なりマークシート式ですが、やはり、この2校とは異なる雰囲気でしょうか。

田中: 金沢医科大学の化学は、非常にシンプルに小問集合のみで構成されています。問題数は30〜35問程度なので、単純計算1問3点で、合格には得意な人であれば85%、足を引っ張らない点数であれば65%あたりを狙っていきたいです。

――難易度はどの程度ですか。

田中: 入試標準レベルの難易度です。難問や奇問が出ることはありません。

――なるほど、出題範囲はどうでしょうか。

田中: 例年1、2問ほど実験レポートについての問題や医学史についての問題など、普段あまり見かけない問題が出題されるので、満点狙いにはあまりこだわらない方が良いかもしれません、出題範囲に偏りはなく全体範囲から出題されています。

――気を付けるべき出題範囲は。

田中: 理論化学の前半、化学結合、物質の構成あたりはその他の大学ではあまり出題されない範囲なので、忘れることなく準備しておかないといけません。計算問題に関しては選択肢から数値を選ぶものと直接数字をあてはめるものとの両方があります。基本的に割り切れる数値設定になっているので、正解しているかどうかはわかりやすいでしょう。選択型の問題であることから、有機分野については構造推定の問題は少なく(構造式を与えてしまうと簡単な問題になってしまうため)、官能基の性質についての知識が中心の出題です。知識の整理をしておきましょう。問題数が多いので、油脂、合成高分子など高分子の中でも手薄になっている分野の出題も多いです。医大の問題で糖類、アミノ酸がメインではありますが、全分野漏れのない様に準備しておきたいです。

――ありがとうございました。

【取材協力】:医学部受験 富士学院

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田中 克典