5.面接

島根大学医学部医学科 匿名希望

再受験生や多浪生は面接が気になるのでないでしょうか?私も一番の不安ポイントでした。私は経歴こそまあまあですが、体育会系でありませんし、何か実績を残した優秀な人間では決してありませんし、コミュニケーションと文章作成能力は低く、医師になる動機もそれほど崇高な物でもありません。しかし、それでも合格を勝ち取れました、つまり医師不適合として面接一発アウトにはなりませんでした。(面接点が何点かはわかりませんが・・・)

要は、志望校選択を綿密に行い、合格者平均をしっかりとれるような学力と、人と事務的な会話ができるほんの少しのコミュニケーション力があれば面接に関して過度な心配はしないで大丈夫だと思います。なお、学士入学は違います。

なお、面接官とケンカをする、または論破を試みる受験生が現役生を中心に一定数いるようですが、医者に向いているかどうか以前の問題ですので絶対にやらないでください。あなたがどんなにすごい人でも、面接官から見ればただの受験生の一人です。無駄なプライドは捨てましょう。「そんな優秀な方なら他でもやっていけるでしょう!」といって落とされるだけですよ。

6.最後に

再受験生や多浪生は2020年ごろに導入される新課程の入試が不透明なので、まともに学力で勝負する期間があと少しであるかもしれないことは覚えておいたほうが良いでしょう。

また、試験では「うまくやろう」としないことを肝に銘じておいてください。日々の演習を真剣に取り組むことで精度とスピードを上げて本番はその通りにやることを心がけましょう。「受験ダメでも違う人生がある、でもやることは今まで通りしっかりやって帰ろう」くらいの気持ちで行ったら、落ち着きました。