【取材】アイメディカ 佐野 祐子 先生

マンスリーテスト

平野:

今回は、Plan-Do-SeeのSee、マンスリーテストについて伺いたいと思います。1ヶ月に1回、試験を行われるということですが、独自の試験を行われるということでしょうか。

佐野:

独自試験と外部模試の両方を受けてもらっています。外部模試は、医学部と傾向の違う問題も出題されていますが、その生徒が全国でどれくらいの位置にいるかを把握するために受験させています。独自試験と年4回の外部模試で、5月から11月の間の毎月1回、試験を受けることになります。

平野:

かなりの数になりますね。

佐野:

マンスリーテストは、チェック機能だけではなく、入試本番に向けての実戦演習という側面もあります。 毎日の授業と演習で、知識や解法や応用力が身についても、実戦的な練習をしていないと、試験には通用しないものです。

平野:

なるほど。実戦力の養成ですか。

佐野:

塾生全員が定期的に集まって、医学部入試に即した実戦形式の問題を、時間を測って解くことで、培った力を入試本番において、すべて発揮することができる実戦力を養うことができるのです。また、定期的な試験があることで勉強にリズムができ、生徒同士の間によい意味の競争心や緊張感が生じ、学習が効率化します。

平野:

そうすると、私立大学を受験される人と、国公立大学を受験される人では問題を変える必要もありますね。それぞれ傾向が違いますし。

佐野:

私立大学を目指すコースと国公立大学を目指すコースは問題と、解く時間を変えています。私立大学の入試問題では、多くの標準問題をてきぱきとこなさなくてはなりませんので、前半は数学、英語、理科をそれぞれ90分、90分、60分で解くように設定し、 後半はスピードをつけるためにすべての教科を60分で解くように設定しています。一方、国公立大学の入試問題は、じっくり考える必要がありますので、数学、英語、理科の解答時間をそれぞれ120分、120分、60分に設定しています。