DSC_0108こんにちは、メルリックス学院の田尻です。受験生の皆さんはセンター試験が終わり、各大学の一般入試に向けて最終調整に入っていると思います。2017年度の私立大学医学部一般入試のポイントについて二次試験の側面から、お話ししたいと思います。
筆記試験の一次試験を突破すると、次は二次試験を受験することになります。二次試験は小論文と面接に加えて、いくつかの大学では適性検査を実施します。

① . 二次試験の配点

まず、気をつけなくてはいけないのは、この二次試験は非常に重要だということです。どの大学も、高い意欲と志を持って入学しようとしているかを見極めようとしていますから、二次試験は合否の大きなウェイトを占めています。

実際、聖マリアンナ医科大学、福岡大学、久留米大学の3大学では、二次試験が次のように点数化されています。

 

聖マリアンナ医科大学 福岡大学 久留米大学
英語 100点 100点 100点
数学 100点 100点 100点
理科 200点 200点 200点
面接 100点 50点 (調査書を含む) 点数非公表
小論文 100点 50点

 

聖マリアンナ医科大学の面接・小論文の配点は一次試験の半分ですから、非常に重視されていることがわかります。点数を公表していない大学でも点数化している大学もあり、上記の大学と同様に重視していると考えられますので、軽く考えないほうがよいでしょう。

② . 面接について

一口に面接試験といっても、グループ討論、集団面接、個人面接と3つの方法があります。

グループ討論というのは、受験生数人のグループごとに与えられたテーマについて全員で議論するもの、集団面接は、複数の受験生と複数の試験官が一つの部屋で面接を行うもの、個人面接は、1人の受験生と複数の試験官が一つの部屋で面接を行うものです。

これらの面接対策にあたっては、必ず誰かに見てもらうことが大切です。特に、東邦大学・日本医科大学・金沢医科大学・福岡大学で行われるグループ討論では、その場の雰囲気やグループの他の受験生の反応などに合わせて話さなくてはいけませんから、頭の中で考えているだけではうまくいきません。その大学のやり方で練習してコツをつかまなくてはいけません。ぜひ、そのような機会を持ってほしいと思っています。尚、東京慈恵会科大学と藤田保健衛生大学は、面接に変更がありますので、大学ホームページなどで確認しておいてください。どちらの大学もMMIという面接が行われるようです。

グループ討論 集団面接 個人面接
自治医科大学
東邦大学
日本医科大学
金沢医科大学
福岡大学
 北里大学
大阪医科大学(前期)
福岡大学
岩手医科大学
自治医科大学
獨協医科大学
埼玉医科大学(前・後期)
杏林大学
慶應義塾大学
順天堂大学
昭和大学(Ⅰ期・Ⅱ期)
帝京大学
東京医科大学
東京慈恵会医科大学
東京女子医科大学
東邦大学
日本大学
日本医科大学
聖マリアンナ医科大学
東海大学
愛知医科大学
藤田保健衛生大学
関西医科大学(前・後期)
大阪医科大学(後期)
近畿大学
兵庫医科大学
川崎医科大学
久留米大学

 

③ . 小論文

小論文には、テーマ提示型、課題文提示型、実質的に現代文問題などの出題形式があります。面接と同じように大学ごとにやり方や出題内容が異なるので注意が必要です。

2017年度入試では、帝京大学医学部が新しく小論文試験を実施することになりました。推薦入試で行われる課題作文と同じような形式で、少し長めの、主に医療にまつわるテーマが提示されて、それについて自分の考えを300字以内で書くというものですが、課題文提示型のように情報が与えられず、完全に自分が知っていることをもとに書かなくてはなりませんから、医療系の知識がなければ書きにくいだろうと思います。帝京大学医学部推薦入試の課題作文を参考にするとよいでしょう。

④ . 適性試験、その他

受験生としては適性試験も気になるところでしょうが、基本的には気にする必要がありません。医学部の適性試験は様々なものがありますが、その狙いは性格的に不適な受験生をチェックするということですから、余計なことを考えずに受験すれば問題ありません。

ただし、東邦大学の基礎学力試験は論理的思考能力や数理解析能力等を計るものですから、事前にどのような問題が出題されるか知っておいたほうがよいでしょう。