後期試験の募集人数と倍率

DSC_0108前期試験が終わり、後期試験がはじまります。後期日程を実施する大学は、2017年度入試では埼玉医科大学、近畿大学、昭和大学、関西医科大学、大阪医科大学の5校に加え、新しく日本医科大学が募集を開始します。

後期試験は募集人数が少なく、倍率は非常に高いと言われていますが、実際、各大学の倍率は以下の通りです。

(2016年度入試)

大学 募集人数 正規合格倍率 繰上を含めた実質倍率
 埼玉医科大学 45名 43.9倍
 近畿大学 5名 120.0倍 73.8倍
 昭和大学 20名 64.9倍 53.5倍
 関西医科大学 7名 50.6倍
 大阪医科大学 15名 45.6倍
 日本医科大学 18名  2017年度から実施

難易度や配点など、気を付けるべきところ


次に、後期試験の難易度や配点など、気を付けるべきところをお話しします。

英語の配点が高い埼玉医科大学、英語・数学の配点が高い日本医科大学以外は、英語・数学・理科がそれぞれ100点ずつ(理科は2科目で200点)というフラットな配点です。得意科目で勝負するというよりは、どの科目でも大きく失敗しないことが重要になります。

近畿大学は後期の入試問題が今年度から大きく変わります。これまで近畿大学の後期入試は短大も含めた全学部共通問題でしたが、医学部受験生にとっては易し過ぎ、今年度から医学部のみ独自問題となりました。出題傾向はおそらく医学部前期の入試問題と同じと思われます。これまでの後期の過去問は参考になりませんので注意してください。

また、埼玉医科大学の小論文は現代国語の試験と考えてかまいません。50点の配点がありますので気をつけてください。いずれの大学も前期とほぼ同じ出題傾向となります。前期の入試問題をできるだけ入手し、後期試験の勉強に活かすべきでしょう。

メルリックスでは後期・Ⅱ期入試の過去問もすべてそろえております。ご相談はお気軽にお寄せください。

後期試験を受験する心構え

私立医学部の後期・Ⅱ期入試は募集定員が少ないため倍率は高くなります。一方で、既にどこかの医学部に合格している受験生は、なかなか本気になれないものです。厳しい受験勉強を続けてきていますので、どこかで合格を勝ち取ると気持ちが切れてしまう受験生が少なくありません。

また、国公立医学部と私立医学部を併願している受験生も、後期・Ⅱ期入試では数が減ります。前期・Ⅰ期入試で既に私立医学部の合格を押さえている人は、後期・Ⅱ期入試を受験しませんし、日本医科大学の後期入試は、国公立前期試験の翌日である2月27日にあり、国公立医学部併願者にとっては受けにくい日程です。

ですから医学部受験生の中の強敵は少なくなっていると考えてください。確かに倍率は高いのですが、それまで戦ってきた強敵もいません。自分と同じくらいの実力の多くの受験生が集まる入試だと思ってください。

④ 後期試験を受験する受験生へのアドバイス

これまで私立医学部の後期試験で合格を決めた受験生を見てきましたが、共通するのは「諦めない心」です。

昨年、昭和大学のⅡ期入試に合格した生徒は、入試直前まで「英語の構文ノート」を毎日提出して講師に添削してもらっていました。近畿大学の後期入試に合格した生徒は、それまでどこの医学部の1次試験にも合格しておらず、滑り止めとして受験した歯学部の後期試験でも補欠通知しかもらえませんでした。それでも諦めずに努力した結果、最後の最後で合格を勝ち取りました。

関西医科大学の後期入試に合格した生徒は、試験の直前まで毎晩10時まで残って自習していました。

苦しい気持ちは皆、一緒だと思います。そこで他の受験生より一歩でも二歩でも、少しでも努力できた人が、後期入試の合格を勝ち取ることができるのだと思います。

皆さんの努力を、私たちメルリックス学院は応援しています。医学部入試の最新の情報は田尻友久オフィシャルブログ(http://igakubu-tajiri.com/)でお伝えしています。

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