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はじめに

DSC_0108こんにちは、メルリックス学院の田尻友久です。
これから1年間にわたって、医学部受験を考えている高校生の皆さんの役に立つ情報や勉強法をお伝えしていきます。

医学部への進学を目指す皆さんにとって、「医学部受験って今どうなの?」ということは非常に気になるところだと思います。
具体的には「医学部の人気はすごいらしいけど、本当はどうなの?」「医学部人気は今後も続くの?」といったところでしょうか。

2017年入試では、国公立大学医学部の志願者は、前年に比べ前期は248名減、後期は146名減と前期・後期ともに若干減少しました。
「志願者が減ったということは易しくなったということ?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

国公立大学医学部の難易度

ご存知のように国公立大学医学部を受験する際には、まずセンター試験を受験します。
そして、センター試験の結果を見て国公立大学に出願するという流れになります。
つまり、実際にはセンター試験の結果を見て「受かりそうな大学・学部」に出願することになります。
国公立医学部の志願者が若干減少したとは言え、大手予備校などが発表しているボーダーラインを見ると、実際に合否を争う成績最上位層は減ってはいません。
「あわよくば医学部」と思っていた受験生がセンター試験の結果を見て、「やっぱり医学部は無理だ」と他学部に回っただけで、医学部が全ての学部で突出した最難関学部であることは全く変わりません。

私立大学医学部の現状

繰り返しますが「国公立大学医学部の難易度は相変わらず高い」ということです。

では、私立大学医学部の状況はどうでしょう?

私立大学の医学部は、4月に新たに開設された国際医療福祉大学医学部を含めて31大学に設置されています。
この原稿を書いている現在、まだ全ての私立大学医学部の志願者数が公表されているわけではありませんが、志願者数が判明している大学を見ると、国公立大学医学部と同じように一般入試の志願者は若干減少しています。

医学部新設の国際医療福祉大学医学部が募集定員100名に対し、2,769名の志願者(志願倍率27.7倍)を集めましたので、私立医学部全体の志願者数は増えていますが、国際医療福祉大学医学部を除くと志願者数は微減となっています。

では、私立大学医学部の難易度は多少なりとも下がったのでしょうか?
国公立大学医学部と同じで「医学部は難し過ぎる」と考えた受験生が他学部に回っただけで、合否を争う成績上位層は減っていませんので、私立医学部の難易度も他学部に比べて飛び抜けて高い状況に変わりはありません。
一部の私立大学医学部で発表されている2017年度入試の合格最低点を見ても、特にボーダーラインが下がったという傾向は見られず、逆に上がっている大学もあります。

今後も医学部受験の難化は続く

さて、この国公立も私立も医学部が突出して難しいという状況は今後も続くのでしょうか?
間違いなく続くと思います。
社会情勢や経済状況の先行きが不透明で、医師のように受験生にとって魅力とやりがいのある職業がなかなか見つからない現状では、医学部を志望する受験生が大きく減ることは考えにくいと思います。

また、私立医学部では学費の低減が続いていて、以前に比べれば進学を考えやすい状況になっていることも医学部の志望者数を下支えしています。
「医学部受験は今後も高止まり」と考えていいでしょう。

大学入試全体としては18才人口の減少に伴って易化が言われることもありますが、医学部入試だけは別物と考えて下さい。

そうであれば、医学部合格に向けての周到な準備は欠かせません。
受験勉強に使える時間は限られています。
医学部合格に必要なことだけに絞って勉強を進めて下さい。

「医学部合格に必要なことだけ」と言われてもよく分からなければ、医学部入試に詳しい先生や塾・予備校に相談してみるといいでしょう。

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