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2020年度以降の医学部入試

DSC_0108文部科学省は2017年5月16日、現在の大学入試センター試験の後継として、2020年度から導入する「大学入学共通テスト」(仮称)の実施案を公表しました。

今回、文部科学省が発表した実施案によれば、例えば英語は現在のセンター試験で問われる「読む」「聞く」の2技能に「書く」「話す」の2技能を加えた4技能評価となります。

しかし、50万人程度の受験生の「書く」「話す」能力を、同日に一斉に評価することは難しく、民間の資格・検定試験も活用することが発表されました。

とは言え、「どの民間試験を活用するのか」「民間試験の受験料負担をどうするのか」「民間試験の会場が無い地域の受験生の負担をどう軽減するのか」といった問題が残されています。
また、英語以外の教科・科目も実施方法が固まるまでには、もう少し時間が必要です。

「大学入試共通テスト」(仮称)導入の影響

この新しく導入される「大学入試共通テスト」(仮称)は、2020年度からの実施予定ですから、現在の中学3年生からが対象になります。
ですから、現在の高校生は対象とはなりません。

では、高校生の皆さんには関係の無い話でしょうか?

そんなことはありません。
「浪人が当たり前」とさえ言われる医学部入試ですから、浪人した際には現在の高校生の皆さんにも関係してくる話です。

センター試験を受験するつもりのない私立医学部志願者は、関係無い話でしょうか?

いえ、違います。

センター試験に代わる新しい「大学入学共通テスト」(仮称)が実施されれば、国公立大学医学部志望者の中に、不慣れな新テストを回避して私立医学部に志望変更する受験生や、念のために私立医学部を併願したり、私立医学部の併願校を増やしたりする動きが出ることは容易に想像できます。

けっして私立医学部志望者にとっても関係の無い話ではありません。

では、現在の高校生の皆さんはどの様な心構えでいるべきでしょうか?

現役で医学部に合格するために

身も蓋も無い話ですが「現役で医学部に合格する」ことを考えるのがまず第一でしょう。

「医学部は浪人が当たり前」という話をしておきながら、「現役で合格」とはなんて虫のいい話だと思われることでしょう。
確かに現役で医学部に合格することは簡単ではありません。
しかし、現役で医学部に合格することは出来ないという訳でもありません。
現役で医学部に合格する受験生もけっして少なくはありません。

現役で医学部に合格するためには、一般入試での合格を目指して日々の学習を大切にすることは当然ですが、現役生だけに与えられた特権を活かすことも頭に入れておいて下さい。

現役生だけに受験資格が与えられる医学部の推薦入試なら、手強い浪人生はいません。
推薦入試での合格のためには、まず高校からの推薦をもらう必要があります。
自分の高校では、どういった条件で推薦を与えるのかは、ぜひ知っておくべきです。
それが分かれば、そこを意識した高校生活が送れます。

また、例えば昭和大学医学部地域別選抜のように、一般入試でも受験資格が現役生に限られているものもあります。(ただ、センター試験利用入試のため、今後どうなるかはわかりません)
こういった入試のことを知っておくことも大切なことです。

2020年度から実施予定の「大学入学共通テスト」(仮称)の内容は、まだ流動的ではありますが、2020年度以降の医学部入試が大きな影響を受けることは間違いありません。
現役で医学部に合格するために「今」自分は何をすべきかを考えて、無駄のない高校生活を送ってください。

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