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医学部入試対策 物理の勉強法

物理は化学や生物などと異なり、暗記することが少なく、きちんと勉強すれば短時間で結果を出すことができる科目です。

物理は波動と力学が独立しており、別々に勉強できますが、電磁気学・熱・原子は力学をかなり使うので、力学を一通り勉強してから手を付けるようにしましょう。

以下、各分野についてのポイントをお話します。

力学は物理の中で最も早く習得することができ、得点源になる分野です。しかし、力の釣り合いや符号付きの値(変位・速度)、相対運動など、普段の感覚で取り組むと混乱して理解できなくなるような内容もあります、勉強するときはこのような基本的なところから、しっかりと考え方を理解していくことが大切です。

波動は苦手な人が多く、早めに攻略しておかないとあとで焦らされます。ただ、パターン問題の多い分野ですから、パターンごとに代表的な問題を覚えてしまいましょう。波の式、光の干渉、共鳴、ドップラー効果、水面波の性質などをしっかり抑えましょう。力学と違って目に見えないものですから、最初は実感がわきにくいかもしれません。

電磁気学は電気回路のコンデンサーがひとつの山場で、もう一つは電磁誘導です。ただ、ここも波動と同じようにパターン問題が多い分野です。ただし、問題の解き方を覚える前に必ず教科書レベルの内容は全て説明できる程度まで理解し、暗記してください。そうしないと、理解することはできませんし、覚えても応用することはできないのです。

熱・原子は短期間で学ぶことができますので、最初の3分野を終えてからでも充分間に合います。力学・波動・電磁気学をどのような順でも良いですから、9月までに終わらせてそれから手をつければよいでしょう。

 

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