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受験直前期に向けての学習

平野「では、1つ上の偏差値55~60程度の人はどうでしょうか。」

原田「偏差値60程度の人は、おそらく合格判定がC~Dの学校がいくつかあるはずです。このレベルの人は決してあきらめたりせず、自分の得意・不得意に合わせて大学を決める事です。なるべく早く過去問に取り組み、基礎の穴を埋めて向き不向きを見据えて受験校を決めると良いでしょう。

少し話がそれてしまいますが、偏差値60程度で頭を打ってしまいやすいのは、試験の範囲に出るかどうかだけを常に考えているタイプの人です。そのような人のほとんどがこのランクで止まってしまいます。」

平野「科目の内容に対する理解が不十分なためですね。」

原田「そうです。試験に出るか出ないかという表層的なことだけにとらわれて問題の解法や結果を覚えるばかりで、考え方を身に付けようとしないため、いつまでも応用力が養われないのです。

そういうタイプの人は、試験に出るかどうかだけではなく、教科の内容理解に必要な原理的な知識や考え方について、もう少し幅広く勉強するべきです。」

平野「確かに、そういう人は基本的なことが分かっていないので、少しひねられるだけで問題を解けなくなってしまい、模試でも一定以上の成績になりにくいですね。」

原田「そうです。本質的な理解に至っていないのです。

彼らにとって考えるというのは、往々にして、知っている解法の中から現在直面している問題に当てはまるものを探すという行為になっています。本質が分かっていないため、問題に合わせて考えることができません。

本質と言っても難しいことではなく、基本的な知識を理解し整理して、考え方を覚えればよいのです。」

平野「過去問をやりながら不足した知識や考え方を学んで・・このランクの人もやることが多いですね。」

原田「そうですね。やらなければいけないことは非常に多いと思います。すべての弱点を克服することは時間的に不可能ですから、自分の向き不向きを良く考えて志望校を決定し、ある程度学習範囲を絞ることも必要です。」

平野「ところで、受験する大学が決まったとして、過去問の取り組み方などに何かコツのようなものがあるでしょうか。」

原田 広幸原田「まず、センター試験の過去問ですが、これは科目ごとに大きく異なります。

理科では、化学や物理は二次試験とセンター試験で大きな差異がないため、何度か解いて、形式になれておけば十分という場合も多いのですが、生物は実験考察系の問題に慣れておく必要があるため、9月か10月頃には解き始めていないといけません。

数学も生物と同様に二次試験とは出題傾向が異なりますから、できるだけ早いうちから解いていた方が良いでしょう。

一方で、英語は長文のテーマや文法の内容など、あらゆる意味で普遍的、標準的で悪い問題がありません。また、難易度もそれほど難しいわけではなく、高校二年生の終わりくらいでも十分解くことができます。

ですので、当校ではセンター試験の英語の問題は、志望校の決まっていない高校二年生などにも実力判定の模試代わりに解かせてみることがあります。

一般入学試験の問題については、似たような形式・内容の問題をまとめて解くとよいでしょう。大学の数が多いので、具体的な内容についてお話しするのは難しいのですが。方針としては、年度ごとに解かせるのではなく、似たような傾向の大学の問題を単元ごと、内容ごとに分けて演習するのです。

宣伝になってしまいますが、当校では速攻略本というタイトルの単元別過去問題集を発売していました。今はこれに改定を加えているところで、大学別対策シリーズとして科目別問題集をこの秋に発売する予定です。。」

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