チェコ共和国の国立大学であるマサリク大学は、1919年1月28日、チェコ第二の都市、ブルノに設立されました。

マサリクという名称は、チェコスロバキアの初代大統領T.Gマサリクにちなんで名づけられたもので、設立後100年のうちに徐々に規模が大きくなり、現在では9学部(医学、法学、理学、美術、教育、経済、情報処理、社会科学、スポーツ科学)の約1200の専攻を4万5千人以上が学んでいます。

マサリク大学は約100年の歴史の中で17万人以上の卒業生を輩出しており、卒業生は、それぞれの専攻を活かして、EUを中心とした世界各国で活躍しています。

チェコ国立マサリク大学

マサリク大学医学部は、在籍生のうち約15%が国外からの留学生で国際性が強い大学です。学生は若いうちに自分と異なる文化的背景を持つ同年代の学生と接することで、柔軟で視野の広い考え方を学ぶことができます。

また、医学部留学生向けのプログラムはすべて英語で行われるため、母語が英語でない学生にとっては、生きた英語を学ぶ大きなチャンスです。

マサリク大学医学部の留学生向け英語プログラムの在籍生は、イギリスからの留学生が最も多く、全体の約27%を占めています。最近では医療先進国のアメリカからの留学生も増えているなど、年々人気が高まっています。卒業と同時にEUの医師免許が取得できるため、卒業後は母国に戻らずにEU内で医師として活躍する人もいます。

チェコ国立マサリク大学

マサリク大学医学部のカリキュラムは、最近日本の大学が目指し始めた医療現場と直結した実践的なカリキュラムを実施しています。このカリキュラムの中では、コミュニケーションが重視されます。授業においても試験においても多くの口頭試問が課されるため、質問の意図を正確にとらえ、状況に即した回答をする力を養うことができます。

マサリク国際医学生協会(MIMSA)

課外活動は、マサリク国際医学生協会(MIMSA)という、医学部英語プログラムの学生が組織している団体によって運営されます。

クラブ活動はMIMSAによって提供されており、バスケットボール部やサッカー部などがありますが、入部するためには入部試験があり、この試験はかなりの難関であるため、部活に所属する学生は多くありません。

MIMSAではクラブ活動だけではなく、スポーツやパーティーを通しての交流会などの催しや、先輩による講義や様々なアクティビティーを企画しており、活動に参加することで他の医学生との交友を広げることが出来ます。