石倉:

では、次は、生活面で苦労したことについてお尋ねします。皆さん、日本と違う文化の所へ来ているわけですから、生活面で苦労したことはあると思います。そのあたりを教えていただけますか。

斉藤:

一番大きいのが食事です。日本食と全く違いますし、最初は自炊する余裕がなくて外食ばかりでしたから、最初、1年弱で6キロぐらい太りました。ただ、セゲドに来てからは外食をすることが減ってきて、食べる量が減って、自然に元に戻りました。思い浮かぶのはこれくらいでしょうか。すごく不自由したということはありません。

西畑:

私も、凄く苦労した、という印象はないのですが、ずっと実家暮らしだったので自炊するっていう習慣がなかったですし、1年目はブダペストで、ほぼずっと外食でしたから、だいぶ太りましたが、セゲドへ来てからは、あまり外食する場所もないので、自炊するようになりました。

ただ、ブダペストの時よりも、いろいろなお店が閉まる時間が早いので、それに慣れるまではちょっと大変でした。

川本:

そうですね、私は特に苦労したという事はありませんでした。

石倉:

川本さんはあまり苦労しなかったようですね。では、吉成さんはどうでしょう。

吉成:

そうですね、私も食事です。やはり私もブダペストにいるので外食が非常に多くて、来た当初、半年くらいでもう6、7キロぐらい太ってしまいました。最近、奥さんがこちらに来まして、食事が改良されまして、5キロぐらい落ちて元に戻ったところです。

石倉:

では、岩窪さんお願いします。岩窪さんは、ドイツからこっちへ来たわけですが、それほどカルチャーショックというものはなかったのではないですか。

岩窪:

はい、ハンガリーもドイツとそんなに変わりはないです。ドイツで売っていたパンやマフィンなど、全く同じものが売っていたりしますので、食事の面でもそれほど苦労はしませんでした。

ハンガリー医科大学事務局 座談会 インタビュアのご紹介

ハンガリー医科大学事務局理事
岩尾總一郎
ハンガリー医科大学事務局
専務理事 石倉秀哉
国際医療福祉大学大学院教授
北村義浩
セゲド大学チューター
竹内雄一
セゲド大学4年生
日浦とき雄
セゲド大学2年生
斉藤千宙
セゲド大学2年生
西畑摩耶
セゲド大学1年生
川本歩
予備コース生
吉成翔
予備コース生
岩窪瑠南

※学年及び肩書は2016年6月末の時点のものです。