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金沢医科大学 小論文 過去問解析

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過去三年間の出題内容

2017年 1日目
入山章栄『経営学の最先端から見る 日本企業が失敗を活かせないのはなぜか』を読み、300字以内で要約する。
2日目
村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生『基準値のからくり 安全はこうして数字になった』を読み、300字以内で要約する。
2016年 1日目
池田清彦『生きているとはどういうことか』を読み、300字以内で要約する。
2日目
桐野高明『医療を守る』(矢崎義雄編『医の未来』所収)を読み、300字以内で要約する。
2015年 1日目
内山真『睡眠のはなし』を読み、300字以内で要約する。
2日目
金子郁容『ボランティア もうひとつの情報社会』を読み、300字以内で要約する。

分析

課題文が提示されて内容を要約する、課題文型での出題である。課題文の字数は、例年約2000字~2500字であり、量としては比較的多いが、時間は60分あるので文章を読む時間を差し引いても要約する時間は十分にある。

テーマは多岐にわたるが、医療分野と関係したテーマの文章が多い。文章レベルは決して難解なものではなく、論理展開が明快なものが多いので、基本的な読解力を身につけていれば、課題文を理解することは難しくはない。

2017年は1日目も2日目も対比関係に着目して考えられるかどうかがカギとなるものであった。2016年の1日目は具体例がいくつか引用されている。文脈に注意して筆者の主張を押さえつつ具体例は含めずに、要約する。2015年の1日目はストレスと睡眠の関係が現代特有のものではないことについて触れながら、現代社会における睡眠に関する課題について述べている。重要となる情報を正確に抽出する力が必要である。

要約では、重要な点を抽出し、正確かつわかりやすくまとめる力などが必要となる。この力は医師として患者が発する情報からカギとなるものを見抜いて適切な診断を行う際や、患者に病状や治療方針などの説明を行う際に必要となるので、小論文を通して医師としての素養を見ていると言えるだろう。

対策

まずは文章を正確に読む力を養成する。問題や話題を提示している文、結論・主張を述べている文を捉えることを意識して文章を読む練習をしておこう。指示語の内容や接続語に注意して、論理展開を捉えるという現代文読解の基本は押さえることが大前提である。この基本を押さえたうえで、因果関係、対比関係、具体例、引用などに注意して、文章の中心内容を捉える。また、段落ごとの要点をしっかり捉え、段落相互の関係を意識して読む練習もしておこう。

要約では、問題・話題を提示している文や結論主張を述べている文が重要となってくる。また、キーワードやキーセンテンスを適宜使って論理の順に並べ替えたり、筆者の言葉をわかりやすく言い換えたりして、課題文を読んでいない人が、要約内容から正確に課題文の内容を理解できる文章を書くことが求められる。具体例は含めず抽象化することや、因果関係を入れ替えたりしないこと、本文の羅列はしないことなど要約時に避けるべきことは必ず押さえておく。段落ごとの要点を羅列しただけの文章では論理のつながりが不明瞭になりやすく、何を言いたいのかがわからない文になってしまうこともあるので、これは絶対に避けるべきである。

同じ課題文型で200字以内での要約が出題されている獨協医科大学の過去問などを用いて練習するのもよいだろう。

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