メルリックス学院は1999年の創立以来、多くの学生を私立医学部・歯学部に送り出しており、8年連続で推薦合格者数日本一となるなど、高い指導力を持っています。 そのメルリックス学院の指導力そのものである各教科の講師に、指導についてのお話を伺いました。

【物理】吉武 太郎 講師
「物理の問題は基本的な原理と法則で解けます。しっかりと身に付けましょう」

平野:

よろしくお願いします。まず、物理という教科について教えてください。

吉武:

物理は一般に難しい学問と考えられています。物体の運動や波の広がりのような複雑な現象や、目に見えない電気や原子の中の様子、エネルギーの流れなどを扱うためだと思われます。

しかし、物理の良さは、その一見難しい内容を理解するのに、簡単で基本的な原理や法則しか必要ないということです。

平野:

非常に複雑に見えるような事象も、簡単な原理や法則が組み合わせれば理解できるということでしょうか。

吉武:

その通りです。その原理や法則の正しい使い方を身に付けることができれば、内容も理解でき、問題も解けるようになります。

平野:

原理や法則の理解や解法の習得のためには何が必要でしょうか。

吉武:

まず、物理の用語の正しい理解と代表的な現象を知っていることなどが必要です。また、入試で問題が解けるようになるためには受け身の学習だけでは不十分で、自分から積極的に考え、問題を解くことが大切です。

平野:

自分で習った原理や現象の意味を考え、問題に応用することが必要ということですね。メルリックス学院ではどのような物理の指導をされているのですか。

吉武:

メルリックス学院では問題を解くために必要な原理や法則を丁寧に解説した後、入試問題を実際に解くことで確かな学力が身につくように指導していきます。自分で考えながら問題を解くことで実力が向上していくのが感じられると思います。

平野:

最後に、各時期での指導目標を教えてください。

吉武:

前期および夏期授業では、入試で出題が多い力学と電磁気に加えて熱力学を学習します。次に、後期授業の前半で点数の差が付きやすい波動と原子を学習します。これで一通りの物理の単元を学習したことになり、後期授業の後半で過去問等を用いて、力学、電磁気、熱化学、波動、原子の全範囲の総復習をします。

平野:

ありがとうございました。