医学部受験を決めたら 私立・国公立大学医学部に入ろう!ドットコム

私立・国公立大学医学部に入ろう!ドットコム は、医学部受験情報のポータルサイトです。
会社概要 | このサイトについて | 出稿ご希望の方はこちら

受験直前期に向けての学習

取材先:エコール麹町メディカル 塾長 原田広幸
取材人・文責:私立大学医学部に入ろう.COM 管理人 平野晃康

今回は対談、第四回として「受験直前期に向けての学習」について、東京都渋谷区の『医学部・医療系専門予備校エコール麹町メディカル』塾長、原田広幸 先生にお話を伺いました。原田先生にお話を伺うのは、第二回に続き、二回目となります。

平野「いつもお世話になります。前回に続いて、今回もよろしくお願いいたします。」

原田「こちらこそ、よろしくお願いします。」

平野「前回は「医学部受験に成功する学生」というテーマでお話を伺いましたが、今回はもう少し具体的と言いましょうか、夏休みが終わって、秋以降の学習計画をどうすべきかについてお話を伺いたいと思います。」

原田「承知しました。私どもは、医学部合格には2400時間の学習が平均して必要だと考えています。高校2年生の2月から学習を開始すると、2400時間のうち1600時間が終わるのは夏休みが終わった頃になります。
この時点で どのような成績状況にあるかで秋以降の勉強方法が変わってきます。」

平野「ここまでの計画がどれだけ達成されたかを評価しないといけない時期という事ですね。」

原田 広幸原田「そうです。9月の初めごろに河合塾の第二回全統模試がありますが、この結果、あるいは、この時期にセンター試験の過去問を2年分程度、自分で解いてみた結果を見直しの基準に用います。

全統模試の偏差値を偏差値55以下、60前後、65以上の3つのランクに分けて見直しの基準にします。センター試験の過去問であれば、得点率が60~70%、70~80%、80%~85%がそれぞれ3つのランクに相当します。

まず、総合偏差値が55以下、センター試験の得点率が60~70%の人ですが、医学部の最低合格ラインが偏差値65と言われていますので、このランクの人は相当厳しいと言わざるを得ません。もし現役生でこの程度の成績をさまよっているのであれば、計画の大幅な見直しや、目標そのものの変更も覚悟する必要があります。

というのも、全範囲の基本を修得していないのに、過去問をはじめとする実戦的な問題ばかりに取り組むと、本当の実力が身につかず、浪人した時の成績の伸びに問題が出てきてしまうからです。

ただ、このランクであれば絶対に可能性がないと言うわけではありません。例えば、数学が偏差値50程度でも、英語が65程度あれば合格する可能性はあります。

英語は勉強をすればするほど伸びる科目ですし、数学ほどセンスが問われるわけではありません。また、実力がついてしまえばコンスタントに点数を取ることのできる科目です。一方、試験で差が付きやすく、合否を決める科目でもあります。ですから、英語が得意な人には、逆転合格という可能性が残されています。」

平野「なるほど。英語が得意な人が有利というのは、他学部でも同じですね。理系・文系のどちらであるかにかかわらず、英語が得意な人ほど受験では有利なようです。」

原田「そうはいっても、総合での偏差値が明らかに足りないのですから、他の人に差をつけているわけではありません。単に、逆転合格の可能性があるというだけです。

このような人は、東邦大学や日本医科大学のように、英語を重視している大学や、東海大学・帝京大学のように3科目で受験できる大学に志望校を絞る、あるいはセンター利用試験に集中する等、目標を限定して作戦を練り、徹底的な対策を行わないと合格は見えてきません。」

平野「あくまで、合格可能性があるというだけですね。」

原田「作戦を立てて、それがうまくはまれば、合格する可能性があるという事です。」

エコール麹町メディカルお問い合わせはこちら

(渋谷本校,法人事務局)

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-18-1 Shibuya INCS 3F
Tel : 03-6415-7815 / Fax : 03-6415-7816

(宇都宮駅前校)

〒321-0963
栃木県宇都宮市南大通1-1-12 ダイカンプラザスポーツメント 1F
Tel : 028-680-6150

エコール麹町メディカル
「秋から始める医受験」講座① ゼロから始めて16ヶ月 余裕de合格コース(高校2年生向け)
「秋から始める医受験」講座② 9月から始めて4ヶ月 "超速"→合格コース(受験生向け)

 

全国私立大学医学部 各大学別入学試験情報