センター利用入学試験
試験の流れ
センター利用入学試験は一次試験としてセンター試験、二次試験として小論文・面接によって行われる試験です。一次試験の合格発表は2月中旬~下旬と遅く、一般入学試験の後です。
出願時期と受験日程(2015年度入学試験)
出願:
一次試験:センター試験
二次試験:2月中旬〜3月上旬
大学名 | 出願 | 一次試験 (センター選抜) 合格発表 | 二次試験 | 二次試験 合格発表 |
---|---|---|---|---|
獨協医科 | 平成26年12月15日~平成27年1月16日 (消印有効) |
平成27年2月7日 10時 | 平成27年2月9日または10日 いずれか1日を選択 |
平成27年2月18日 10時 |
埼玉医科 | 平成26年12月8日~平成27年1月16日 (郵送必着) |
平成27年2月25日 13時 | 平成27年3月1日 | 平成27年3月4日 13時 |
杏林 | 平成26年12月8日~平成27年1月16日 (必着) |
平成27年1月26日 14時 | 平成27年1月28日 | 平成27年1月30日 14時 |
順天堂 | 平成26年12月8日~平成27年1月9日 (必着) |
平成27年2月7日 12時 | 平成27年2月11日(小論文・英作文) 平成27年2月12・13日のいずれか1日(面接) 日程の選択はできない |
平成27年2月19日 12時 |
昭和(地域別選抜) | 平成26年12月24日~平成27年1月15日 | 平成27年2月4日 | 平成27年2月11日 | 平成27年2月12日 |
帝京 | 平成27年1月5日~平成27年1月16日 (必着) |
平成27年2月6日 | 平成27年2月13日 | 平成27年2月14日 |
東京医科 | 平成27年1月6日~平成27年1月16日 (郵送必着) |
平成27年2月12日 16時 | 平成27年2月15日 | 平成27年2月21日 11時 補欠発表 3月3日 11時 |
東海(神奈川県地域枠) | 平成27年1月5日~平成27年1月16日 (消印有効) |
平成27年2月6日 | 平成27年2月8日または2月11日 (出願時選択) |
平成27年2月16日 |
愛知医科 | 平成26年12月8日~平成27年1月16日 (消印有効) |
平成27年2月5日 | 平成27年2月13日 | 平成27年2月19日 |
藤田保健衛生 | 平成26年12月19日~平成27年1月16日 (必着) |
平成27年2月16日 | 平成27年2月20日 | 平成27年2月27日 |
大阪医科(前期) | 平成26年12月15日~平成27年1月16日 (消印有効) |
平成27年2月25日 13時 | 平成27年2月27日 | 平成27年3月2日 13時 |
大阪医科(後期) | 平成26年12月15日~平成27年2月27日 (消印有効) |
平成27年3月17日 16時 | 平成27年3月19日 | 平成27年3月20日 13時 |
関西医科 | 平成26年12月15日~平成27年1月16日 | 平成27年2月12日 | 平成27年2月15日 | 平成27年2月19日 |
近畿(前期) | 平成27年1月3日~1月16日 (消印有効) |
平成27年2月13日 | なし | なし |
近畿(中期) | 平成27年1月3日~1月28日 (消印有効) |
平成27年2月13日 | なし | なし |
近畿(後期) | 平成27年2月3日~3月4日 (消印有効) |
平成27年3月19日 | なし | なし |
兵庫医科(前期) | 平成26年12月8日~平成27年1月16日 (消印有効) |
平成27年2月12日 10時 | 平成27年2月16日 | 平成27年2月20日 10時 |
兵庫医科(後期) | 平成27年2月2日~平成27年3月2日 (消印有効) |
平成27年3月9日 10時 | 平成27年3月16日 | 平成27年3月19日 10時 |
福岡 | 平成27年1月5日~平成27年1月16日 (必着) |
平成27年2月7日 | 平成27年2月14日 | 平成27年2月21日 |
【受験者数と倍率】
センター利用入学試験は2005年以降、採用する大学が急激に増えた試験で、2005年には2校のみであったのが2013年度には13校が採用しています。
2013年度の受験者数は発表されていない大阪医科大学を除いて10,081名、合格者数は385名でした。約26倍という高倍率で、一般入学試験を上回る高倍率となりました。
大学名 | 募集人数 | 一次受験者数 | 一次合格者数 | 二次受験者数 | 二次合格者数 |
---|---|---|---|---|---|
獨協医科 | 20 | 1404 | 251 | 176 | 67 |
埼玉医科 | 約10 | 747 | 178 | 62 | 12 |
杏林 | 25 | 1602 | 非公開 | 非公開 | 30 |
順天堂 | 35 | 985 | 非公開 | 非公開 | 44 |
昭和(地域別選抜) | 12 | 405 | 154 | 123 | 28 |
帝京 | 10 | 1029 | 非公開 | 非公開 | 12 |
東京医科 | 20 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
東海(神奈川県地域枠) | 5 | 198 | 100 | 83 | 5 |
愛知医科 | 15 | 848 | 275 | 非公開 | 25 |
藤田保健衛生 | 5 | 572 | 17 | ||
大阪医科(前期) | 5 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
大阪医科(後期) | 5 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
関西医科 | 15 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
近畿(前期) | 6 | なし | 61 | なし | なし |
近畿(中期) | 2 | なし | 36 | なし | なし |
近畿(後期) | 2 | なし | 4 | なし | なし |
兵庫医科 | 15 | 981 | 294 | 非公表 | 30 |
採点科目と合格最低点
センター試験での採点科目は大学によって異なります。埼玉医科大学・獨協医科大学・杏林大学・東海大学・近畿大学では、英語・数学ⅠAⅡB・理科2科目、愛知医科大学・藤田保健衛生大学・兵庫医科大学・関西医科大学・福岡大学では英語・数学ⅠA・ⅡB・理科2科目・現代文、東京医科大学、順天堂大学、昭和大学、大阪医科大学では国公立と同じ、英語・数学ⅠA・ⅡB・理科2科目・国語(現・古・漢)・社会が採点科目になります。また、帝京大学では高得点の3科目が採点の対象です。
2013年度のボーダーラインは、センター試験が難化したこともあって80%台前半になっていますが、確実に正規合格するためには80%台後半以上が必要です。
大学名 | センター試験の科目 | 二次試験 | 合格最低点 |
---|---|---|---|
獨協医科 | 英語(リスニング含む)200点 数学ⅠAⅡB200点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 |
小論文 面接 調査書 |
非公表 |
埼玉医科 | 英語(リスニング含む)150点 数学ⅠAⅡB100点 理科(物理・化学・生物から2科目)200点 国語(現代文)100点 |
小論文 面接 |
461点/550点 (83.8%) |
杏林 | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠAⅡB200点 理科(物理・化学・生物から2科目)200点 |
小論文 面接 |
非公表 |
順天堂 | 英語(リスニングを含む)250点 数学ⅠAⅡB200点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 国語200点 地歴公民(世界史B・日本史B・地理B・現代社会・倫理・政治経済・倫理政治経済より1科目)100点 |
小論文 英作文 面接 |
非公表 |
昭和(地域別選抜) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠAⅡB200点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 国語200点 地歴公民(世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B・現代社会・倫理・政治経済・倫理政治経済より1科目)100点 |
小論文 面接 |
700点/900点 (77.8%) |
帝京 | 3科目を選択1科目100点として採点ただし、数学2科目の組みあわせは認めない。 英語(筆記のみの点数とリスニングを含む点数の高得点1科目) 数学(「Ⅰ」、「ⅠA」、「Ⅱ」、「ⅡB」のいずれか) 理科(物理、化学、生物) 国語(近代以降の文章の点数または古文・漢文を含む点数の高得点1科目) |
面接 | 484点/600点 (80.7%) |
東京医科 | 英語(リスニングを含む) 数学ⅠAⅡB 理科2科目 国語 地歴公民(世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B・倫理・政治経済・倫理政治経済の中から1科目) |
小論文 面接 適性検査 |
非公表 |
愛知医科 | 英語(筆記160点+リスニング40点)200点 数学ⅠAⅡB200点 国語(現代文)100点 理科(物理、化学、生物から2科目を選択)200点 旧課程履修者は旧課数学ⅠAⅡB、化学Ⅰ物理Ⅰ生物Ⅰを代わりに受講してもよい。 |
小論文 面接 |
合格者平均 630.60点/700点 (90.1%) |
愛知医科 (愛知県特別地域枠) |
合格者平均 610.10点/700点 (87.2%) |
||
藤田保健衛生 | 未定 | 未定 | 622.2点/700点 (88.9%) |
大阪医科(前期) | 英語(リスニング含む)200点 数学ⅠAⅡB200点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 国語100点 地歴公民1科目50点 |
小論文 面接 |
非公表 |
大阪医科(後期) | |||
関西医科 | 英語(リスニングを含む) 数学ⅠAⅡB 理科2科目(化学・物理・生物から選択) 国語(現代文) |
面接 | 非公表 |
近畿(前期) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠA100点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 |
なし | 非公表 |
近畿(中期) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠAまたは国語(現代文)100点 理科(物理・化学・生物より2科目)200点 |
||
近畿(後期) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠAまたは国語(現代文)または理科(物理・化学・生物)より2科目200点 |
||
兵庫医科(前期) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠA・ⅡB200点 理科(物理・化学・生物より2科目選択)200点 国語(現代文)100点 旧課程履修者は数学を旧課程で受験して良い。また、理科は化学Ⅰ・物理Ⅰ・生物Ⅰから選択して良い。 |
面接 | 2014年度は前期後期の区別なし 639.4点/700点 (91.3%) |
兵庫医科(後期) | 英語(リスニングを含む)200点 数学ⅠA・ⅡB200点 理科(物理・化学・数学から2科選択)200点 国語200点 地歴公民(世界史B・日本史B・地理B・現代社会・倫理・政治経済・倫理政治経済から1教科選択)100 |
面接 | |
福岡 | 英語(リスニング含む)200点 数学ⅠAⅡB200点 理科2科目200点 国語(現代文)100点 |
面接 調査書 |
非公表 |
順天堂大学のセンター・独自試験併用入学試験と産業医科大学
- 順天堂大学・センター一般独自併用入学試験
順天堂大学では、35名をセンター・一般独自併用入試で募集します。この試験は国公立大学と同様にセンター試験と一般独自試験(筆記)の総合得点で選抜を行い、その合格者に対して小論文・英作文・面接試験からなる二次試験を行います。
センター試験で課される科目は、国語(200点)、地歴公民(1教科選択100点)、数学(IA・IIB200点)、理科(2科目200点)、英語(250点)、一般独自試験で課される科目は理科(I・II2科目100点)、英語(200点)です。 ボーダーラインは発表されていませんが、予想ではセンター試験が8割5分~9割程度だと考えられます。英語が大きなウエイトを占める試験なので、英語が得意な受験生が有利です。 - 産業医科大学
産業医科大学では、センター試験と二次試験によって選抜を行います。センター試験で課される科目は順天堂大学と同じですが、理科は1科目のみです。また、すべての科目が60点に圧縮されます。 一般独自試験は数学・理科・英語で各200点と順天堂大学のようにある教科が得意だから合格しやすいということはありません。
ボーダーラインはセンター試験が7割程度と低いのですが、これは産業医科大学は進路が特殊なため、ある程度受験生が絞られるという事、独自試験の配点がセンターの二倍もあるため、独自試験の得点で逆転可能などの理由のためです。