一般入学試験の会場
年間日程
私立大学医学部・医学科は全国に29校あり、岩手から九州まで全国に散らばっています。そのため、受験生の便を図る理由から、多くの大学で本学以外の受験会場を用意しており、ほとんどの大学を東京で受験することができるようになっています。一方、栃木県の獨協医科大学と岡山県の川崎医科大学は本学以外の受験会場が用意されていません。
受験会場選びは大切です。できるだけ移動距離が短くなるようにしなくてはいけません。獨協医科大学と川崎医科大学を受験日程に入れるときは気を付けましょう。できるだけ試験日に疲労を残さないように移動計画を立てることが大切です。
また、二次試験は東京会場のある岩手医科大学を除いて本学でしか受験することができません。 そのため、一次試験に合格し、二次試験を受験するときには本学のある場所まで移動しなくてはいけないのです。 福岡大学であれば福岡、金沢大学であれば金沢での受験になります。
つまり、他の大学の一次試験の前後に二次試験がある場合、一次試験を受ける前日、あるいは受けた後すぐに地方に行かなくてはいけないのです。 私の元生徒にも、東京で一校受験し、次の日に名古屋に移動して金沢医科大学を受験し、その足で岡山まで移動して川崎医科大学の二次試験を受験した人がいましたが、名古屋駅で会ったときの彼の疲れた表情は忘れられません。
二次試験があるために移動するのは仕方がないですが、受験地への移動方法や宿泊施設、大学本学の位置などを前もって調べておけば計画も立てやすく、安心して受験することができます。