大学紹介

『地域の医療向上』を目指して全国都道府県が協力して設置

自治医科大学は、昭和47年に全国の都道府県が協力して設置した大学で、医の倫理に徹し、高度な臨床的実力を持つ医師を養成し、地域の医療を向上させることを目標とする大学である。

給与こそ支給されないが、学費は全額出身都道府県が負担し、卒業後に所定の機関、知事の指定する公立病院等に勤務した場合は、その返還が免除される。

6年間の寮生活に加え、卒業後臨床研修を受けるとすぐにへき地・離島などの医療に従事することになるため、一般の大学よりもはるかに強い意志が必要とされるが、人類愛に燃え、将来、出身都道府県の恵まれていないへき地の医療に身を捧げる決意を持った高い意識と熱い情熱を持った学生にとっては全てがそろった選択肢だといえる。