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面接試験の種類

面接試験 イメージ面接試験には、個室で試験官と受験生1人で行われる個別面接試験と試験官と複数の受験生で行われるグループ面接試験の2種類があります。
また、グループ面接は、個別面接を集団で行うものと、1つのテーマについて学生同士で討論する形式のものがあります。

ⅰ)個別面接試験

個別面接試験では試験官1~6名(大学によって異なります)と受験生1人で行われる試験で、試験官の質問に受験生が答える形で行われます。試験時間は短い大学で5~10分、長い大学では30分程度です。

面接時間の短い大学では、表面的で当たり前の事しか聞きませんが、試験時間の長い大学では、質問の回答にさらに質問されたり、手の込んだ質問をされることがあります。

具体的に大学名を挙げると、一般入学試験では産業医科大学・自治医科大学・順天堂大学・愛知医科大学が要注意です。また、推薦・AO入学試験では藤田保健衛生大学を除いて注意が必要です。

自治医科大学・産業医科大学は、大学の目標や特徴、将来への抱負などを問われます。愛知医科大学では絵を見て題をつけさせる。推理を必要とする問題を問う、自分を花や動物に例えると何かを答えさせるなど、独創的な質問が目につきます。

推薦・AO入学試験は、問題よりも人物を査定する側面が強いという点、専願であるという点から一般入学試験よりも厳しい面接試験が課されます。特に、なぜ医師になりたいのか、また、どうしてその大学を志望するのかについては明確に説明できなくてはいけません。

ⅱ)グループ面接試験

グループ面接試験は、複数の試験官と複数の受験生で行われる試験で、2種類があります。

1つは個別面接試験と同じ内容の面接を複数の学生に対して順に行うもので、北里大学・東京慈恵会医科大学・大阪医科大学などが実施しています。

もう1つはあるテーマについて全員で議論するもので、金沢医科大学・福岡大学・兵庫医科大学などが実施しています。最初に各自が考えを発表したのちに討論を行う試験で、積極的な発言は好まれますが、張り切りすぎて議論をかき回すと評価が低くなりますので注意しましょう。

どちらの試験においても、試験が始まる前に同じグループの人たちと会話しておくと展開が楽ですから、グループが決まったら話しかけて仲良くなっておくとよいでしょう。

 

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