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合格体験記 日本大学医学部医学科 H.Aさん ②

日本大学

私は、2年間の浪人生活を経て、日本大学医学部に合格することができました。私が受験生活を送ってきた中で、気をつけていたことや、勉強法などを書いていこうと思います。

4)勉強法について

・英語
英語は正直苦手でした。長文に関してはできるだけ1日1長文読むことを心がけ、英文慣れをしました。文法は、普段は桐原の1000を使い、直前期は桐原のファイナル英文法を使いました。その中で知らなかったイディオムをノートに書き出し、試験前によく見直していました。単語は、長文の中で分からないものが出てきた時に調べたり、ターゲットを使って覚えました。

・数学
数学は私の好きな教科でした。一浪目は基礎的なプリントを先生からもらい、それを使って基礎固めをした後、大学への数学(1対1対応)を使って演習をしました。二浪目では、予備校でもらったテキストを主に使用していました。スタンダードレベルとハイレベルがあり、スタンダードは主に小問対策、ハイは主に大問対策となるテキスト構成だったので、スタンダードは一学期に何周も解き、夏以降は毎日決めた分だけ必ず朝解くようにして小問は絶対落とさないようにしていました。ハイは夏から解き始め、これも何周もやりました。市販の問題集では、一浪目に引き続き大学への数学と、医学部の数学III(極限・微分・積分)編を使いました。数学の勉強は、微積分から始めるのがいいと思います。医学部の数学IIIは、解答が分かりやすく付いているのでオススメです。

・化学
化学は、私が浪人中に一番伸びた教科でした。現役の頃、化学は全くできなかったのですが、自分に合った先生と出会うことで得意科目まで持っていくことができました。
まず、化学は覚えるところから始めました。主に先生が作ったオリジナルテキストで覚えました。その後に、オリジナルプリントで演習をし、同時進行で重要問題集をやりました。二浪目の時は、重要問題集よりもセミナーをよく使っていました。どちらも何周も、答え覚えてしまうくらい解きました。私的には、セミナーの方がオススメです。重要問題集は問題が少ない分、抜けている部分があるからです。セミナーが完璧に解ければ、大体の私大医学部の問題には対応できると思います(慈恵以上は別ですが....)。あとは難関校向けに、新演習も解きました。新演習は難しいので、セミナーや重要問題集レベルがちゃんと解けるようになってからで十分だと思います。

・生物
生物は、私が浪人中に一番苦労した科目です。現役の頃にほとんど勉強していなかったので、簡単な用語を覚えるところから始まりました。知識系の問題を落とさずに解けるようにするために予備校のテキストで暗記をするのと同時に、セミナーを使いました。
セミナーは、1学期中に完璧にするべきです。夏以降は、考察問題に重点を置いた方が良いからです。考察問題はとても苦手で、解答に至るまでの過程を理解するのが難しかったです。考察問題の対策は予備校のテキストの他、北里大学、東京医科大学、日本医科大学の過去問を使ってやりました。特に北里大学の考察問題は難しかったです。
あと、資料集は本当に大事だと思いました。私は資料集を開かない日はありませんでした。表紙がボロボロになるくらいまで使いました。資料集には、考察問題のヒントになる内容なども載っているので、問題によっては考察問題なのに知識問題と同じような感覚で解けることがあるからです。

日本大学 5)これから受験を控えているみなさんへ

私大医学部は倍率がとても高くてビビってしまう人もいると思いますが、倍率なんて気にしないで下さい。今まで頑張ってきた自分を信じて、自分の持っている力を出しきれば、絶対大丈夫です。
試験会場には、自分よりできる人はここにはいないくらいの気持ちで行ってください。

以上が私が受験生活の中でやっていた勉強法、気をつけていたことです。少しでも参考になれば幸いです。

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