2013年度入学試験の変更点
岩手医科大学 | 【一般】1次:福岡会場新設 |
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獨協医科大学 | 【AO】年齢上限が25歳→26歳に変更(平成25年4月1日現在26歳以下の者)、大学中退者・休学者は対象外となる。適性試験の時間が120分→180分(問題数は変わらない) 【推薦】基礎適性試験の時間変更:英・数あわせて90分→英60分・数60分 |
埼玉医科大学 | 【セ試】新規実施10名、センター:英・数・理2科目・国(近代以降)、2次:小論文・面接 【一般】前期65名→60名、後期45名→40名(この分がセンター利用へ) |
昭和大学 | 【学費】初年度納入金が500万円→450万円、6年間で450万円減額 特待制度が6年間で2300万円→1900万円と400万円減額 |
東京医科大学 | 【公募推薦】15名→20名 【茨城県推薦】7名→8名 【一般】75名→70名、東京会場増設(ベルサール新宿グランド)、大阪会場廃止 【特待生】一般入試成績上位15名まで→一般入試成績上位35名・セ試利用成績上位20名まで初年度500万円免除 |
東邦大学 | 【学費】初年度納入金が780万円→480万円、6年間で600万円減額 |
聖マリアンナ医科大学 | 【指定校推薦】基礎学力試験(英語)実施 |
東海大学 | 【一般】50名→60名 【センター試験神奈川県地域枠】新設:3名(1次:センター 英・数・理2科目) 2次:小論文・面接 出身地不問 |
愛知医科大学 | 【指定校推薦】15名→10名 【公募推薦】基礎学力検査(数学)60分→70分 【セ試利用】10名→15名 |
藤田保健衛生大学 | 【一般】後期試験が新規実施、前期60名・後期25名(昨年75名) 後期(1次)英・数・理1科目・(2次)面接 【推薦】25名→20名、出願資格が2浪まで→1浪まで 【セ試利用】10名→5名、 【学費】特待生制度廃止、推薦・一般前期・一般後期の成績上位者に奨学金支給 |
関西医科大学 | 【一般】約100名→約85名、1次:東京会場新設 【セ試】新規実施、約15名、センター:英・数・理2科目・国(近代以降)、2次:面接 【学費】初年度納入金が870万円→570万円、6年間で200万円減額 |
兵庫医科大学 | 【一般】80名→75名 【セ試利用】10名→15名 |
福岡大学 | 【一般】1次:名古屋会場新設 |
1/18 | 岩手医科大学 |
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1/19 | 金沢医科大学 |
1/20 | 杏林大学 |
1/21 | 東邦大学 / 川崎医科大学 |
1/22 | 藤田保健衛生大学 |
1/23 | 自治医科大学 |
1/24 | 自治医科大学 / 愛知医科大学 |
1/25 | 順天堂大学 / 兵庫医科大学 |
1/26 | 獨協大学 |
1/27 | 昭和大学 |
1/28 | 関西医科大学 / 北里大学 |
1/29 | 埼玉医科大学 / 近畿大学 |
1/30 | 東京女子医科大学 |
1/31 | 聖マリアンナ医科大学 |
2/1 | 日本医科大学 / 久留米大学 |
2/2 | 帝京大学 / 東海大学 |
2/3 | 帝京大学 / 東海大学 |
2/4 | 帝京大学 / 東京医科大学 / 福岡大学 |
1/22 | 東邦大学 / 愛知医科大学 |
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1/23 | 岩手医科大学 / 杏林大学 / 兵庫医科大学 |
1/24 | 金沢医科大学 / 順天堂大学 |
1/25 | 聖マリアンナ医科大学 / 昭和大学 |
1/26 | 川崎医科大学 / 北里大学 / 関西医科大学 |
1/27 | 藤田保健衛生大学 / 埼玉医科大学 / 近畿大学 |
1/28 | 自治医科大学 / 日本医科大学 |
1/29 | 自治医科大学 |
1/30 | |
1/31 | 東京女子医科大学 |
2/1 | 久留米大学 / 獨協医科大学 |
2/2 | 東海大学 / 東京医科大学 |
2/3 | 東海大学 |
2/4 | 帝京大学 / 福岡大学 |
2/5 | 帝京大学 / 東京慈恵会医科大学 |
2/6 | 帝京大学 / 東京慈恵会医科大学 |
2/7 | |
2/8 | 日本大学 |
2013年度入試結果(2012年度との受験者数比較)と考察
2013年度入学試験での受験者数の変化をまとめます。
岩手医科大学 | 一般入試:2012年度 2369名⇒2013年度 2119名(250名減少) |
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埼玉医科大学 | 一般入試(前期):2012年度 2197名⇒2013年度 2079名(118名減少) |
東邦大学 | 一般入試:2012年度 2168名⇒2013年度 2581名(373名増加) |
昭和大学 | 一般入試(Ⅰ期):2012年度2497名⇒2013年度3289名(1208名増加) |
帝京大学 | 一般入試:2012年度4476名⇒2013年度5352名(876名増加) |
東海大学 | 一般入試:2012年度2683名⇒2013年度3898名(1215名増加) |
日本大学 | 一般入試:2012年度2936名⇒2013年度3720名(784名増加) |
藤田保健衛生大学 | 前期日程:2012年度1846名⇒2013年度1490名(356名減少) |
関西医科大学 | 一般入試:2012年度1684名⇒2013年度1757名(127名増加) |
兵庫医科大学 | 一般入試:2012年度2879名⇒2013年度2639名(240名減少) |
川崎医科大学 | 一般入試:2012年度1438名⇒2013年度1315名(123名減少) |
福岡大学 | 一般入試:2012年度2016名⇒2013年度2637名(629名増加) |
少し説明します。まず、減少する要因から。岩手医科大学は2012年度に単独日程だったものが2013年度は兵庫医科大学、杏林大学と日程が重複しました。杏林大学、兵庫医科大学はともに中堅の人気校で岩手医科大学と受験者の層が重なります。そのため、岩手医科大学では受験者数が減少(250名)しました。
同じ理由で、藤田保健衛生大学(356名)、埼玉医科大学(118名)、兵庫医科大学(240名)、川崎医科大学(123名)など受験者数の減少がありました。
このように日程から受験者数の増減を考える場合には、その大学の日程だけではなく、前後の大学の日程との関係を考えることも必要です。
受験者数が大きく増加した帝京大学(876名増加)を例に見てみましょう。まず、帝京大学は受験者層が似ている東海大学との重複がなくなりました。これが第一の増加原因ですが、さらに、2013年度入学試験では前半一週間の日程の重複が2012年度よりも激しくなっています。このため、受験できる大学が少なくなってしまい、その分、滑り止めを求めて日程の後半にあり、重複が少ない帝京大学へ受験者がなだれ込んだと考えられます。東海大学も同様です(1215名増加)。
また、同様の理由で日程の後半にあり、単一日程だった日本大学の受験者数が増加しました(784名)。日本大学は2012年度も単一日程でしたが、他大学の重複が厳しくなったため、受験者が集中したと考えられます。