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私立大学と国公立大学医学部の併願は可能なのか

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※この記事は、現行のセンター試験を受験する学生向けの記事です。新学力テストを受験する人向けの記事は、別に作成します。

とりあえず、勉強を進めて、成績が良ければ国公立大学を受験し、よくなければ私立大学を受験したいのですが、という相談を受けることがあります。しかし、私大医学部と国公立大学医学部では出題傾向が異なる上に、模試の成績は必ずしも合格可能性を示していないので、こうした決め方はあまりお勧めできません。

国公立大学にも私立大学にも合格する人

では逆に、国公立大学にも私立大学にも合格する人はどんな人かというと、センター試験の5教科で90%以上の高得点を取ることができる人です。この点数を取ることができれば、私立大学医学部のセンター利用入試も突破できますし、地方国公立大学ならボーダー以上の得点となります。

理系の学生がセンター試験で90%以上を取るには、いくつかの壁があります。

  • ①国語の壁:国語は1問7点の問題が多く、1問落とすと大きな打撃を受けます。また、国語は現代文、古文、漢文の三科目からなっているため、対策に時間が必要です。
  • ②社会の壁:理系科目の勉強に加え、社会でも最低85%を確保しなくてはいけません。社会は意外と時間が必要で、高得点を取るためには一通り学んでから3か月程度は問題演習する期間が必要です。
  • ③数学の壁:意外なことに、理系が得意な人ほどセンター試験で失敗しがちです。特にⅡBは問題量に対して時間が短いため、偏差値70を超えているような人ですら、油断すると90%を切ることがあります。

このような壁を突破するためには、高校2年生のうちに国語、社会をある程度終えておかなくてはいけません、高校3年生になってからどちらを受験するか決める(つまりそれまで対策はしていない)という態度では、やっと受験校を決める夏ごろからセンター対策をすることになってしまい、センター対策、私大対策、国公立二次対策(場合によっては推薦の対策も・・・)を同時にやることになってしまいますが、当然、こんなことは不可能なのです。

ですから、国公立大学と私立大学の両方を受験できる人は、高校3年生になった段階で国語や社会にある程度目鼻がついている人なのです。センター試験で90%は取れそうだという手ごたえを、その時点で持っていない人は、国公立大学という選択肢を捨てて、早く私立大学医学部専願に切り替えてしまうべきでしょう。

私立大学専願と決めたら、国語や社会は捨てる

私立大学医学部入試は、倍率が20~40倍(後期試験などでは100倍を超える)超高倍率の入試です。しかも、問題の難易度は高くないですが、独特のひねり方をしているうえに、試験時間が非常に短いため、問題になれていないと合格点を取ることが難しいのです。

こうしたことから、私大専願と決めたら、国語や社会など、無駄な勉強は一切捨て、数学、英語、理科の3教科に絞り込んで勉強することが大切です。

国公立でも私立でも、医師になってからが勝負

これまで、医師のキャリアパスについて、それに詳しい複数の医師に取材を申し込んできましたが、どの医師の答えも同じでした。それは

「出身大学は関係ない、問題は、初期臨床研修病院をどこにするか」

というものです。

医師国家試験に合格した後、2年間の初期臨床研修(これは義務)、その後、3年間の後期研修を受けるのが一般的な医師のキャリアです。初期臨床研修は病院ごとにカリキュラムや教育システムを作っており、これがしっかりしていると、その後の後期研修や大学院での学位取得がスムーズになります。

逆に、ここのカリキュラムや教育システムがいい加減であったり中途半端だったりすると、能力があってもその後、伸び悩んでしまったりします。

初期臨床研修病院は大学5年の時に病院へのあいさつをして、6年生の時にマッチングという方法で決定しますが、出身大学によるひいきや差別というのはほとんどありません。むしろ、その人の性格や能力によって決まるのです。

こうしたことから、国公立大学にこだわる必要は全くなく、むしろ1年でも早く医学部を卒業し、医師免許を取って、その後のキャリアにこだわったほうが得策と言えます。

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