海外大学医学部のサポート体制(チェコ国立マサリク大学)
海外大学の医学部に通学する場合、異なる言語と文化をもつ環境で生活することになるため、衣食住の確保の問題、役所などへ提出する書類の問題、大学内での様々な手続きの問題、異文化への適応の問題など、様々な問題が生じます。
医学の学習は、ただでさえ量も難易度も高く、非常に大変ですから、それを英語で学び、これらの問題に対処しなくてはならないとなると、大きな困難が予想されます。
チェコ医科大学事務局では、東京および各大学に設置した現地のオフィスに日本人およびチェコ人のスタッフ(コーディネーター)を常駐させ、大学生活をバックアップする環境が整っています。チェコ渡航後の滞在許可取得やビザ更新をはじめとする、留学での生活面における支援を行っています。
チェコ医科大学事務局によるサポート
入学前の支援 | 在学中の支援 | 現地サポート | 医師免許取得の支援 |
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サポート拠点
マサリク大学にはチェコ医科大学事務局の近くにオフィスを設け、コーディネーター(日本人およびチェコ人)を常駐させて、学生が気軽に相談をできる環境を整備しています。オフィスには、スタディルームも完備しており、自習や学習相談も可能です。
チェコ医科大学事務局東京事務局(東京・新宿)
チェコ医科大学事務局ブルノオフィス(チェコ・ブルノ)
現地サポート
現地コーディネーターによる生活支援の例
入学準備オリエンテーション
スタディルームにて、ブルノでの生活を始めるに当たり必要な手続きや心構え、入学式、授業開始までの流れを説明します。その後、キャンパス周辺や中心街へ出かけ、生活案内のオリエンテーションを行います。


チェコ医科大学事務局による学業支援

入学準備プログラム
渡航前に、生物、化学、物理、解剖学、医用英語などの入学準備学習を行う特別講座を実施します。渡航後には、チェコ語予習コースを実施します。
※写真は英語研修

チュータークラス
マサリク大学医学部上級生や、教育関係者がチューターとなり、勉強の仕方から試験対策、不得意科目のサポート学習を実施します。学生の要望を重視しながら、指導していきます。

スタディルーム
日本人専用のスタディルームを用意しています。チュータリングや自己学習を行うことができるスペースで、室内には日本語の参考書も用意されています。
マサリク大学による学業支援

実践的な教材
人骨模型や診断写真など、実際に試験で使用される特殊教材も、医学生は大学から借りて自己学習することが可能です。これにより、予習や復習ができる環境が整っています。

MIMSAセッション
医学部上級生により組織されているマサリク国際医学生協会(MIMSA)では、先輩たちの学習経験を活かした補修セッションが実施されています。試験の出題傾向や対策方法などの情報収集の場として活用できます。

病院研修プログラム
マサリク大学付属病院での病院研修は無料で受けられます。また、チェコ共和国以外での研修を希望する学生のために、臨床研修の手配支援を行っています。医学生協会国際連盟(IFMSI)と提携し、国外130カ所で臨床研修を受けることが可能です。
【情報提供】
この記事はチェコ医科大学事務局の提供する情報に基づいて作成しました。
チェコ医科大学事務局 公式ページ
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TEL:03-5909-7343