医学部受験予備校の選び方
医学部受験を決めたら、次は予備校を探すことになりますが、どのような基準で予備校を選んだらよいのでしょうか。 医系予備校室長を経験し、医学部受験に長年携わってきた当サイト編集長 平野晃康 が、予備校の強みと選び方を解説します。
予備校、家庭教師、個人塾、あなたに向いているのはどれ?
予備校、家庭教師、個人塾などを選ぶとき、口コミや紹介、合格実績や宣伝などをもとに選ぶ人が多いですが、どの予備校あるいは塾を選ぶかという前に、どのタイプの指導が自分にあっているかを考える必要があります。
なぜなら、他人にあうものが自分にもあうとは限らないからです。自分の性格と学力を考えて、自分に一番あう指導タイプを探しましょう。
医学部受験専門予備校の強み
医学部専門予備校は、おもに少人数クラスと個別指導による指導を行います。大手予備校に比べると規模は小さいですが、学生全員が医学部受験生であること、医学部入試ののノウハウが多く蓄積しているのが強みです。
大手予備校の強み
河合塾のような大手予備校は、質の高い講師によるレベルの高い授業と、多くの予算と人員を投入して作ったテキストが強みです。授業は一方通行の一斉授業なので、自分で考えたり調べたり、計画的に学べるひとに向いています。
個人塾の強み
個人塾は個性のある先生が1人または少数の先生たちと運営している塾です。カリキュラムやテキストの完成度は医学部予備校や大手予備校に劣りますが、先生との距離の近さが強みです。塾長先生と相性が良いと大きく実力を伸ばせます。
家庭教師の強み
医学部予備校や大手予備校に通いながら、足りない部分を補うため、部活動などが忙しく、予備校や塾に通いづらい高校2年生以下には家に先生が来てくれる家庭教師が適しています。ただし、先生により教育効果が大きく異なりますので良い先生を探すことが大切です。
設備とカリキュラムの大手か、専門性の医学部受験予備校か、それとも柔軟な個人塾か
派遣業者、プロ家庭教師のブログ、紹介、様々な方法のどれを選ぶか。よい家庭教師を選ぶには