予備校・個人塾の選び方
① はっきりとしたポリシーがある
予備校は授業をして受験生を育てるのですから、しっかりとしたポリシーが必要です。指導方法にポリシーがなく、成績を向上させるメカニズムを具体的に述べることができない予備校は、いい予備校とは言えません。
② カリキュラムがあり、テキストやテストがある
明確なカリキュラムやテキストやテストを備えている予備校は信用できます。ただ、すべてがそろっていなくて、市販のテキストを使っていても、きちんとしたカリキュラムを組んでいる予備校もあります。そうした予備校でも合格実績が十分なところは信用しても良いと思います。
③ 入試情報を持っている
入試情報を十分に持っていて、その情報共有が講師の間でなされているような予備校は信用できます。入試情報とは、出題傾向や倍率の推移、日程などのことで、これらが整理されている予備校は、生徒にとって最適な受験日程や勉強スケジュールを組むことができます。
④ 教室はきれいか、自習室は使いやすいか
塾や予備校の見学に行ったら、教室をきれいにしているか、自習室が使いやすいか(静かそうか、机の数は足りるか、隣の人と近すぎないか)を見せてもらいましょう。
大手予備校などでは自習室が足りず、授業に行って帰ってくると自習室に入れない、などということも起こりえます。これは大きなロスになりますから、きちんと確認することです。
また、教室や職員室がしっかり手入れされているか、参考書は最新のものがそろっているか、なども大切なポイントです。
⑤ 生徒が一生懸命勉強している
通っている生徒の質も大切です。予備校の雰囲気は先生と生徒が一緒になって作っていくものです。生徒が自習室で一生懸命勉強し、先生に積極的に質問をしているような、よい雰囲気の予備校を選びましょう。
⑥ その教室長や学長先生と仲良くできそうか
教室長や学長先生との性格的な相性は大切です。これは直感的なものです。面談したときに何となく感じたものがほぼ正しいと思います。
信頼して任せられるような先生、何か困ったことがあったときに、気軽に相談できるような先生が経営している塾を選びましょう。