分析表

傾向

120分で大問は4問。記述式と記号選択式の併用。第1問から第3問は長文読解総合問題。第4問は自由英作文。読解問題では、内容説明問題（日本語・英語）、下線部和訳問題、空所補充問題、言いかえ問題、内容真偽判別問題などが出題されている。内容真偽判別問題では各選択肢について「本文の内容に照らして正しければT、誤っていればF、本文に言及されていない場合はNとせよ」という形式である。

読解問題過去出題テーマ（★は医療系テーマ）

自由英作文過去出題テーマ

「世界に大きな影響を与えた発明品について」
「自分が経験した人との対立について」
「21世紀に直面する深刻な問題」
「人生に対する考え方を変えた経験」

対策

［読解］読む英文の量がかなり多い上に全体的に問題の難度も高く、さらに内容説明問題や和訳問題など記述式の問題が大半を占めているため、制限時間内で最後まで解答するためには迷わず正確かつ速やかに読み解く力が求められる。英文のテーマは医療系とは限らず、むしろ社会科学や人文学系統のものが多く、どのようなテーマが出題されても即座に内容を理解して的確に説明する力を養わねばならない。

［自由英作文］自由英作文も150語程度とやや長く、文法的に正しいだけでなく、内容面でもつながりとまとまりをもった文章を書く練習を。自由英作文のテーマも医療系とは限らず幅広いため、日ごろから多様なテーマについて自由英作文を書く練習をしておこう。

攻略ワンポイント

▼長い自由英作文を書くためには、文と文のつながりだけでなく、段落の構成の仕方、段落と段落のつながり方にも注意を払わねばならない。1つの段落には原則として1つのことを書く。150語程度だと1つの段落にするにはやや長いので、2つ～3つの段落で書くとバランスが取りやすい（もちろん、言いたいことが1つにまとまっている場合は150語で1段落としても差し支えはない）。いきなり書き始めるのではなく、文章全体の構成を考えて、つながりとまとまりのある文章を書くことを心がけよう。

参考