東京医科歯科大学 英語 過去問解析
分析表
大問種別 | 解答方式 | 問題内容 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 |
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読解 | 記号選択式 | 言い換え問題 | ||||||
記号選択式 | 下線部解釈 | |||||||
記号選択式 | 空所補充問題 | |||||||
記号選択式 | 主題選択問題 | |||||||
記号選択式 | 段落整序問題 | |||||||
記号選択式 | 内容一致文選択 | |||||||
記号選択式 | 内容真偽問題(T/F) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
記号選択式 | 文整序問題 | |||||||
記号選択式 | 文補充問題 | |||||||
記号選択式 | 用法判別問題 | |||||||
記述式 | 言い換え問題 | |||||||
記述式 | 下線部和訳 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
記述式 | 空所補充問題 | |||||||
記述式 | 内容説明 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
文法・語法・語彙 | 記号選択式 | 言い換え問題 | ||||||
記号選択式 | 空所補充問題 | |||||||
記号選択式 | 正誤判別問題 | |||||||
記号選択式 | 適文選択問題 | |||||||
記号選択式 | 発音・アクセント | |||||||
記述式 | 言い換え問題 | |||||||
記述式 | 空所補充問題 | |||||||
記述式 | 正誤判別問題 | |||||||
会話文 | 記号選択式 | 空所補充問題 | ||||||
記号選択式 | 内容一致文選択 | |||||||
記号選択式 | 下線部解釈 | |||||||
記述式 | 空所補充問題 | |||||||
英作文 | 記号選択式 | 語句整序作文 | ||||||
記述式 | 和文英訳 | |||||||
記述式 | 自由英作文 |
*内容説明問題は10~25語の英語で説明する問題と、400字以内の日本語で指示された内容を要約する問題。
傾向
90分で大問は長文読解総合問題の1問。例年、1,500~2,000語程度のかなり長めの英文(2018年度は約1,650語)を題材としているのが特徴である。記述式と記号選択式の併用。設問は内容真偽判別問題、英問英答の内容説明問題(10~25語の英語で解答)、下線部和訳問題、400字以内での内容説明(要約)問題。内容真偽判別問題は例年、24個程度の選択肢について本文の内容に照らして真偽を判別するもので、選択肢の個数が多いだけでなく、綿密に読んで考えないと解けないものもある。
読解問題過去出題テーマ(★は医療系テーマ)
「卵を食べることが人間の健康に与える影響について」★
「霊長類を動物園で飼育することの是非について」
「ワクチンの予防接種を拒否する運動について」★
「健康のために食塩摂取量を減らすべきという通説は正しいのか」★
対策
内容真偽判別問題は、英文を最後までまとめて読んでからまとめて解くのではなく、段落ごとに情報をまとめ、1つの段落を読み終えた時点で解ける選択肢を解く、という方法が時間の短縮には有効である。英問英答の内容説明問題では「自分自身の言葉で、完全な英語のセンテンスで」という指示があるので本文の表現の丸写しでは不可であり、極力、言い換えて解答するようにしよう。要約問題は先に設問を見て何が問われているのかを把握した上で、本文を読みながら必要な情報を少しずつまとめてその都度字数を数え、最後にそれらの情報をまとめて字数調整を行うことで時間の短縮につながる。英文のテーマは医療系や生物学系のものが中心なので、日ごろからそうした英文を読み、内容理解力と語彙力の増強に努めよう。
攻略ワンポイント
かなり長めの、しかも難度の高い英文を、メモを取りながら集中して読む練習を日頃から積む必要がある。内容説明(要約)問題は400字というやや多めの文字数なので、清書するのにかなり時間がかかる。400字を丁寧に清書するのに何分かかるかを計った上で時間配分を考える必要がある。試しに、新聞記事などを10文字丁寧に写すのに何秒かかるかを計っておけば、文字数に合わせて聖書時間を概算することができる。内容真偽判別問題も選択肢の数が多く、難度が高いのでそれを読む時間も考慮に入れた上で時間配分を考え、過去問題をベースに演習を重ねよう。