センター試験重要問題集
- 出版社
- 東京出版
- 種類
- 問題集・教科書調
- 著者
- 実教出版編集部
- 難易度
- 教科書章末+α~入試基本+α
書評
教科書と、「白チャート」、「黄色チャート」のような網羅系の問題集、あるいは「基礎問題精講」などの問題集を終わらせた後でやると良い。短答問題の基本問題とセンター試験の過去問あるいは改題からなる実戦問題の二つのレベルに分かれている。問題の選び方のバランスが良く、効果的な演習ができる。
使う時期は2つ考えられる。1つは、数学IAIIBの問題演習が一通り終わった時、つまり、高校2年生の冬か高校3年生の春ごろだ。数学IAIIBの一通りの学習が終わった時点で一度、基本問題を通してざっとやってみると、その時点での実力が分かるだろう。特にできなかったところを重点的に復習しておくと良い。
もう1つは、3年生の10月頃だ、基本問題を中心にさっと解いてみてできないところや、明らかに不得意な場所を探し、徹底的に演習すると良い。実戦問題は、それからでもいいだろう。
よほどセンターに不安がある人をのぞいて、理系の難関大学を受験する人はそれほど早くからセンター対策をしなくてもよいように思う、この本を年内に仕上げ、正月が過ぎてから過去問演習で一気に仕上げる。というタイムスケジュールでよい。