東京医科大学 アドミッションポリシー
本学の建学の精神は「自主自学」であり、自主性を重んじた医学教育を実践しています。校是として「正義・友愛・奉仕」を掲げ、ミッションとして患者とともに歩むことのできる医療人を一世紀にわたり育成してきました。
本学では、この建学の精神、校是およびミッションを理解し、高い志をもって医療人を目指す、次のような人を求めています。
- 十分な基礎学力を持ち、自ら問題を発見し解決しようとする意欲のある人
- 基本的な倫理観と思いやりの心を持ち、利他的に考えることができる人
- 礼節を重んじながら自らの考えを他者に伝えるとともに、他者の多様な意見を理解しようとする協調性と柔軟性に富む人
- 多様な文化、変容する社会の中での自らの使命を理解しようとする人
入学試験での評価は、以下のように行います。
- 基礎学力については、筆記試験および小論文で評価します。
- 自ら学ぶ意欲、自らの使命の理解、利他的な考え方については、面接および調査書で評価します。
- 自らの意見を他者に伝える能力、他者の多様な意見を理解できる協調性と柔軟性 については、面接および小論文で評価します。
入学までに身につけておくべきこと
医学部医学科の6年間では、幅広い分野の知識や技術を修得し、実践していくことが必要です。また卒業後は、医師として、生涯にわたって学習を続けていくことが求められます。そのために、医学部医学科に入学するまでに、以下の教科・科目についての十分な基礎学力とともに、粘り強く自ら学ぶ態度を身につけていることを強く望みます。
【数学】数量的な概念の理解、論理的思考力、計算力
【理科】物理、化学、生物など自然科学についての基礎的理解と科学的思考力
【国語】日本語の文章読解力、文章構成力、論理的表現力
【英語】英語の読解力、表現力、基礎的なコミュニケーション能力
【地理歴史、公民】基礎的な知識に基づいて、物事を社会的視点から理解する能力
【特別活動、課外活動等】医学・医療への目的意識、奉仕の心、協調性