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アドミッションポリシー

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目次

福井大学のアドミッションポリシー

【入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)】

福井大学は、学術と文化の拠点として、高い倫理観のもと、人々が健やかに暮らせるための科学と技術に関する世界的な水準の教育・研究を推進し、地域、国及び国際社会に貢献し得る人材の育成を理念・目標に掲げています。この理念・目標を達成するため、本学では以下の能力を有する人を入学生として受け入れます。

1.求める学生像

  1. 高度専門職業人として地域社会や国際社会に貢献する強い意欲を有する人
  2. 高等学校教育またはそれに準ずる教育課程において、専門分野の基礎となる知識・技能を修得している人
  3. 正確な文章読解、論理的な記述、適切な表現などの基本的な言語運用能力を有する人
  4. 豊かな人間性、周囲との協調性、奉仕の精神を有する人

2.入学者選抜の基本方針

各学部においては、個々の特性およびアドミッション・ポリシーに応じて以上の観点を適切に選択し、かつ組み合わされた入学者選抜を実施します。そして、各学部が求める能力・適性等を、多様な選抜方法・区分によって、公平かつ多面的・総合的に評価します。

福井大学医学部医学科のアドミッションポリシー

【医学部の理念】

愛と医術で人と社会を健やかに

真理を探究する知への愛―

それは、古代ギリシャの哲学者プラトンや医学の父ヒポクラテスが最も信頼を寄せた愛、すなわち、自分自身の「無知」を自覚し、つねに真理の側へと身を置き、それを不断に求め続けることを自らに課す、極めて厳しい愛です。私たちは、最新の医学・看護学知識や技術を学び、修練すると共に、次世代の医学・看護学を開拓する研究を推進します。

人命を尊重し人間に共感する人への愛―

それは、病に臥していようが無かろうが、日々の生活を営む人々のために自らの知識と知恵を捧げようと志す、徹底した無我の愛です。私たちはその具体的な姿を、福井藩蘭方医、笠原良策(白翁)(1809-1880)に見出します。笠原は、幕末まで死病として恐れられた天然痘の流行を食い止めるため、既存の医学や因習に囚われることなく、常に最先端の医学を探求し続けた「知への愛」の実践者であると同時に、自らの命を賭して種痘の普及と実施に尽力し、人と社会の健康に一生を捧げた人物に他なりません。私たちは、旧福井医科大学学歌に謳われた“杏林愛に芳しき”医療従事者や研究者を育成、輩出し、人と社会を健やかにする事に貢献します。

【医学部の教育目的】

福井大学医学部は、理念に基づき、人間形成を基盤に生命尊重を第一義とする医の心の態度を体得するとともに、世界水準の医学および看護学の知識と技能を修得し、地域社会や国際社会で活躍できる医療人および研究者を育成する。

〇医学科
確かな知識と技能に基づく質の高い臨床能力と、生命尊重を第一義とする共感力と倫理観を有し、根拠に立脚した患者中心の医療を実践できる医師や、医学の進展に貢献する高い能力を身につけた医学研究者を育成し、医学・医療の進歩を通じて社会に貢献することを目的とする。

【医学部教育の人材育成目標】

  • ① 高い倫理観・責任感、優れた共感力とコミュニケーション力を備えた患者中心の医療を実践できる臨床医を育成する。
  • ② 医学および関連領域の知識と技能を応用して、医療における高度専門職業人として活躍できる医師・医学研究者を育成する。
  • ③ 地域のニーズを踏まえた地域医療を実践できるとともに、グローバルな視点に立って医療の国際化に貢献できる臨床医を育成する。

上記の理念・教育目標・人材育成目標を達成するため、本学医学部では以下の資質を有する人を入学生として受け入れます。

【求める学生像】

  • ① 医師となるにふさわしい豊かな人間性、周囲との協調性、責任感を有する人
  • ② 奉仕の精神を持ち、人を思いやり、尊重することのできる人
  • ③ 医学教育内容を十分理解するために必要な幅広い基礎学力と応用能力に富み、自ら学び続ける学修意欲のある人
  • ④ 医学・医療を通じて地域社会や国際社会に貢献しようとする強い情熱と意欲を持つ人
  • ⑤ 地域を愛し、医師として地域医療に貢献することを望む人
  • ⑥ 医学・生命科学に強い関心をもち医学研究者になることを望む人

【特色】

医学への学修意欲・医療へのモチベーションを高めるため、初年次から人体解剖学、早期体験実習などを導入しています。また、地域事情を踏まえた地域医療教育、プロ意識涵養のためのメディカルプロフェッショナリズム教育、さらに、本学独自のICTシステムを用いた診療参加型臨床実習を実施しています。

【入学者選抜の基本方針】

様々な資質・背景を持つ多様な人に広く門戸を開くため、次のような選抜方法を行っています。全ての試験に面接試験を課し、医師としての資質・適性・将来性を判断することにより、「求める学生像」に相応しい人の選抜に努めています。

  • ① 一般入試(前期日程・後期日程)
    高等学校卒業者及びそれに準ずる学力を持った者に対し、大学入試センター試験、個別学力検査及び面接の成績によって選抜を行います。大学入試センター試験に加え、個別学力検査を課し、医学を学び生かす基礎学力や科学的、論理的思考力を評価します。
  • ② 特別入試(推薦入試Ⅱ:全国枠)
    学習成績や人格に優れた者とした高等学校長の推薦する高等学校卒業見込み者及び1年前に高等学校を卒業した者に対し、書類審査、大学入試センター試験及び面接の成績によって選抜を行います。大学入試センター試験の成績で医学を学び生かす基礎学力や科学的、論理的思考力を評価すると共に、面接と書類審査によって「求める学生像」に相応しい人の選抜を行います。
  • ③ 特別入試(推薦入試Ⅱ:地域枠)
    学習成績や人格に優れ、福井県内において医療に従事する強い意思を有し、かつ高等学校長の推薦する福井県内の高等学校卒業見込み者及び1年前に高等学校を卒業した者等に対し、書類審査、大学入試センター試験及び面接の成績によって選抜を行います。大学入試センター試験の成績では医学を学び生かす基礎学力や科学的、論理的思考力を評価すると共に、面接と書類審査では福井県内の医療に従事する強い意思を評価します。
  • ④ 特別入試(推薦入試Ⅱ:福井健康推進枠)
    学習成績や人格に優れ、福井県内において医療に従事する強い意思を有し、かつ高等学校長の推薦する高等学校卒業見込み者及び1年前に高等学校を卒業した者に対し、書類審査、大学入試センター試験及び面接の成績によって選抜を行います。大学入試センター試験の成績では医学を学び生かす基礎学力や科学的、論理的思考力を評価すると共に、面接と書類審査では福井県内の医療に従事する強い意思を評価します。
  • ⑤ 学士編入学
    大学卒業者及びそれに準ずる学力を持った者に対し、書類審査、個別学力検査及び面接の成績によって選抜を行います。個別学力検査では理系大学教養課程修了に相当する基礎学力(生命科学関連、英語等)を評価します。面接では学士としての見識と経験、医学を学ぶ目的と強い意欲を判断します。合格者は2年次前期(4月)に編入します。
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