順天堂大学 アドミッションポリシー
求める学生像
医学部は、医学・医療の知識・技能のみならず豊かな感性と教養を持ち、国際社会に役立つ未来を拓く人間性溢れる医師・医学者を養成するため、次のような学生を求めます。
- 一人の人間として、人間と自然を愛し、相手の立場に立つ思いやりと高い倫理観を有する人
- 幅広い人間性、柔軟性と協調性を備えた高いコミュニケーション能力を有する人
- 自ら問題を発見し、知的好奇心を持って、自主的に課題に取り組むことができる人
- 国際的な視点から医学・医療の進歩に貢献しようとする熱意の有る人
- 入学後も、自己啓発・自己学習・自己の健康増進を継続する意欲を有する人
大学入学までに身に付けておくべき教科・科目等
医学部では、大学入学までに高等学校等において、次の教科・科目等を身に付けておくことが望まれます。
- 理科:物理、化学、生物についての十分な知識と科学的な思考力・探究心
- 数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bについての十分な知識と論理的思考力
- 英語:国際社会において活躍できるための基礎的なコミュニケーション能力、十分な読解力、表現力、思考力、会話能力
※ TOEFL-iBT 68点程度/TOEFL-PBT 520点程度/IELTS 6.0程度、若しくは同等水準の英語力を習得していることが望ましい - 国語:十分な文章読解力、文章構成力、論理的表現力
- 地理歴史・公民:世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済についての基礎的な知識
- 特別活動及び課外活動等を通じた主体性、協調性、思いやり、奉仕の心
入学者選抜の基本方針
医学部は、医師・医学者になろうと努力する学生に対し、6年間で卒業し、ストレートで医師国家試験に合格させるよう教育しますが、単に医師国家試験合格だけを目指すのではなく、国家試験をものともしない、知性と教養と感性溢れる医師・医学者を養成するため、入学者選抜方法として、学力試験のみならず、受験生の感性や医師・医学者となるべき人物・識見・教養を見極めるために、小論文試験・面接試験を課し、また、小中高に至る活動を知る資料の提出により、総合的な判定に基づき、入学者を選抜します。