セゲドは人口約16万人の都市で、ドナウ川の支流の1つティサ川を用いた物流と農業で発展した都市です。現在でも農業は盛んで、ハンガリーの特産品の1つであるパプリカを用いた様々な料理を楽しむことができます。
人口16万人のうち3万人が大学生で、医学部生は1500名、海外からの留学生(英語プログラム生)は500名が在籍しています。観光スポットは街の中央にある大学エリアに多く存在しており、大学エリアでは夏になると大規模な野外フェスなどが催されます。

このセゲド大学の日本人留学生をサポートしている鈴木知恵子さんにアンケート形式でお話を伺いました。

セゲド大学
Que.1:

これからハンガリー国立大学医学部を目指す学生さんへ、身につけておいた方が良い力や考え方などがあればアドバイスをお願いします。

Ans.1:

「日本ではこうだった」という考えは捨て、ハンガリーのやり方に従う柔軟性を持つことが、ハンガリーで学び、生活していくには大切です。しっかりとした自己管理の力は身に付けておくとよいと思います。

Que.2:

これからハンガリー国立大学医学部を目指す学生さんの保護者へのアドバイスや、サポーターさんの体制を簡単にご説明ください。

Ans.2:

まず、保護者様へですが、やはりご家族からの支えは大きいと感じます。こちらに来てからもご家族でしっかりとコミュニケーションを取り合ってください。私たち日本人スタッフも現地で日々、学生たちの学業以外でのストレスを減らそうと、生活や事務などのサポートをしています。

Que.3:

いまお仕事をされている大学、あるいはハンガリー共和国の魅力や良さを教えてください。(食べ物や観光地、人の性質など、なんでも結構です。)

Ans.3:

セゲド大学は町の中心にあり、生活のほとんどを大学から徒歩10分以内の距離で済ますことができます。また、中央ヨーロッパで最大の180万冊の蔵書を誇る図書館も魅力の1つです。また、ハンガリー人は他の欧米人と比べてとても穏やかで優しい人たちなので、日本人はとても接しやすいと感じます。