【取材】アイメディカ 佐野 祐子 先生

アイメディカの指導コース(卒生~社会人)今年絶対合格コース、国公立医学部・上位私立医学部コース

平野:

アイメディカの教育理念や教育の方針、Plan-Do-Seeシステムは大変勉強になりました。今回は、アイメディカの指導コースについて教えてください。

佐野:

アイメディカでは卒生対象の「今年絶対合格コース」「国公立医学部・上位私立医学部コース」「私立医学部総合本科コース」「個別中心コース」、現役生対象の「国公立医学部・私立医学部別科コース」、高校2年生以下対象の「家庭派遣個別指導」をご用意しています。

平野:

なるほど、それらのコースについて、伺いたいと思います。

今年絶対合格コース

佐野:

今年絶対合格コースは、一年で絶対に医学部に合格したい人のための特別コースです。入塾時の学力に基づき、その生徒が一年で合格するために必要な知識と解法をすべて教えるために必要な学習計画を作成します。

平野:

コース名からして、かなり厳しそうですね

佐野:

毎日午前9時半から4コマの授業を行います。授業が終わると、授業を担当した先生がそのまま午後4時から午後9時の5時間、 RWTで授業理解度のチェック、 復習問題、 発展問題の演習を監督します。授業からRWTまで担当する先生がつきっきりで一貫して指導するため、 非常に効率よく学力を向上させることができます。

平野:

なるほど、それは頼もしいですね。指導する先生が同じであれば、生徒も安心ですし、一貫した指導が期待できそうです。ところで、年間のカリキュラムはどのようになるのでしょうか。

佐野:

これは、今年絶対合格コース以外もそうですが、授業は一年間で全範囲を3回取り扱います。 1回目は基礎から始めて8月中旬までにほぼ全範囲を終了させ、 2回目、 3回目と回を重ねるごとにレベルを上げて医学部合格ラインへ導きます。

授業は集団授業を中心としますが、状況に応じて個別指導、後期のセンター対策授業の追加受講していただくことも可能です。

国公立医学部・上位私立医学部コース

平野:

これは、いわゆる上位層向けのクラスですね。

佐野:

はい、集団指導とRWT、 個別指導を組み合わせ、 国公立医学部や私立上位医学部 (慶應義塾大・東京慈恵会医科大・日本医科大・順天堂大・昭和大・国際医療福祉大) への合格を目指すコースです。

国公立大学受験が前提のため、他コースより早い時期に私立大学の受験対策を実施し、 11月後半からセンター対策を実施します。

また、 1月~ 2月上旬の私立入試終了後は、 国立医学部の対策を実施し、 試験の前日まで合格を目指してフォローします。

平野:

なるほど、できるだけ早く私立大学医学部への合格ラインを確保して、直前期はセンター試験・国公立入試に備えるということですか。ただ、このレベルの指導になると、生徒の方にもそれなりのレベルが要求されますね。

佐野:

短期間で入試レベルの内容に到達するため、 テンポの速い授業計画になっています。 そのため、 ある程度の基礎力と高い思考力、しっかりした意思とモチベーションが必要ですが、最初からそれほど高い学力を要求するわけではありません。1年間の指導の中でしっかりと実力を養成します。

平野:

私立大学と国公立大学の両方を受験するということは、模試も両方用に受験しなくてはいけないのではありませんか。

佐野:

そうですね。 実戦力養成のため、他コースより多くの模試を受験します。 一方、 調整日として月曜日は授業を組まないなど、自習時間を多く取り、 じっくりと実力を養成できるよう配慮しています。