小学生　夏の医学校

東邦大学医学部では、2018年7月27日(金)・7月28日(土)の2日間、未来の受験生である小学生を対象とした体験実習・病院見学イベント「小学生　夏の医学校」を開催します。このイベントは、本格的な医学体験や病院施設の見学ができるもので、生命の不思議さやすばらしさ、尊さを感じてほしいとの想いから、小学6年生とその保護者を対象に毎年行われています。

医学校は、東邦大学医療センターの一つである大森病院に隣接する大森キャンパス（東京都大田区）で開催されます。当日は親子でのAED体験実習をはじめ、人体の仕組みや人と微生物との共生を知る実験、さらには病院見学など、大学と病院の実際の施設を使った多彩なプログラムを実施します。

プログラムの詳細は、東邦大学のホームページから知ることができます。例えば、7月27日の午後は、「体内を学ぼう」と題して『実験A　心臓の働きを科学する』『実験B　血液の働きを科学する』『実験C　微生物の働きを科学する』『実験D　脳の働きを科学する』という4つの実験を用意。参加する小学生が自分の興味に応じて1つを選択する形となっています。

東邦大学医学部は、1925（大正14）年に創立された帝国女子医学専門学校を前身とし、90年以上の歴史を有します。「よき臨床医の育成」を教育目標に掲げ、変化に対応できる高度な知識・技術とともに、“人への思いやり”をもった医療人の育成をめざしています。

特に、生涯にわたって最新の医療知識を学び続けるための「自学自習」の姿勢を涵養することに注力しています。医学部のカリキュラムでは、学生が自主的に学べるFT（フレキシブル・タイム）を設定。なかでも、土曜日は自主学習の日として全日がFTとなっているのが特徴です。また、グループ学習に最適な環境が整っているSDLセンター、医学自修館、医学メディアセンターなど自主学習のための施設・設備も充実しています。

生涯学習能力と豊かな人間性を兼ね備えた「よき臨床医」を育てる東邦大学医学部。今回の体験実習・病院見学イベントは、その教育の一端に触れることができる機会となっています。身体の仕組みや微生物、病院の仕事などに興味がある小学生はぜひ参加し、医学部受験生となる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

イベント詳細

東邦大学　https://www.toho-u.ac.jp/
イベント詳細　https://www.toho-u.ac.jp/med/event/summerschool2018.html