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金沢医科大学 生物 過去問解析

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分析表

分野 2017 2016 2015
生命現象と物質 生体物質と細胞
生物の体内環境の維持
呼吸
光合成
窒素同化
遺伝情報とその発現
バイオテクノロジー
生殖と発生 有性生殖と染色体の分配
動物の配偶子形成と受精
動物の初期発生と形態形成
植物の配偶子形成と器官の分化
生物の環境応答 刺激の受容と反応
動物の反応と行動
植物の環境応答
生態と環境 生物群集
生態系の物質生産
生態系と生物多様性
生物の進化と系統 生物の起源と生物の変遷
生物の進化とそのしくみ
生物の系統

傾向

小問数は次のとおりである。

2017 2016 2015
小問数 23 24 21
解答平均時間 2分37秒 2分30秒 2分51秒

過去3年間をみると出題数は小問で21~24題である。毎年小問集合が出題され、幅広い分野の基本的な知識問題から実験の考察問題、計算問題まで問われる。試験時間は理科2科目で120分。

出題分野は分析表にあるように全分野から出題されるが、「生体物質と細胞」、「遺伝情報とその発現」、「刺激の受容と反応」は毎年出題されている。小問集合のほかに、2017年の大問はキメラマウスに関する問題と、光合成に関する典型的な問いが、2016年の大問では、DNAの複製、植物の環境応答について、2015年は大問で呼吸・呼吸商、筋収縮・筋肉の構造についてそれぞれ出題されている。

難易度は、標準である。

対策

基本をきちんと理解、暗記して演習問題を通して実力を養っておこう。

①小問集合は、教科書の内容を全般にわたって正確に理解すれば得点源になる。

②光合成はチラコイドでの反応、ストロマでの反応においてC₃化合物とC₅化合物の相対量の変化について問うなどの典型的な設問であるので、類似問題にあたっておけば解ける。

③刺激の受容と反応は、筋収縮のしくみと収縮、弛緩したときのサルコメアの長さからアクチン、ミオシンの長さを求める計算、さらに伝導速度も解けるようにしておこう。

④呼吸は、好気呼吸の解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の特徴を押さえておくことに加えて、ATP生成のしくみを理解しておこう。

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