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杏林大学 化学 過去問解析

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分析表

    2017 2016 2015 2014 2013
理論化学 物質の分離と精製          
化学結合と物質の性質          
結晶構造          
物質の三態          
化学量と化学式          
酸と塩基の反応      
酸化還元反応        
電池・電気分解          
熱化学        
気体の溶解度          
固体の溶解度          
気体の法則        
希薄溶液の性質        
コロイド溶液          
反応速度と化学平衡        
塩の加水分解、緩衝溶液        
溶解度積        
無機化学 原子の構造と元素の周期表          
非金属元素      
金属元素      
陽イオン・陰イオンの系統分析          
有機化学 脂肪族        
芳香族      
油脂        
         
ゴム        
合成高分子化合物        
アミノ酸とタンパク質        
構造決定問題        
DNA、RNA、ATP、医薬品          
有機化合物の系統分離        

分析

2016年度までは大問3問で構成されていたが、2017年度は大問4問の構成となった。大問数が変わったが設問数は2017年度29(8)問、2016年度26(6)問、2015年28(7)問【( )内は計算問題の数。】と大きく変わっていない。

無機化学、有機化学は、ここ3年間を見てもほぼまんべんなく全範囲から出題されている。深い知識や見慣れない物質の性質への考察を求められることはなく、教科書や図説などに載っているような内容が問われている。理論化学は、ここ3年は偏った出題に見えるが、2014年度、2013年度には酸化還元、電池電気分解の問題が出題されていることから、全範囲から出題されると考えてよいだろう。また、2017年度Ⅳ、2016年度Ⅱのように、グラフから読み取らせる問題も出題される。

難易度は教科書+α程度のレベルだが、理科2科目で100分と短いことからテンポよく問題を処理できる力が求められる。

対策

約50分で30問弱を処理しなくてはいけないこと、難易度の高い問題は出ないこと、計算問題が比較的多いこと、などから標準的な問題を手早く処理する力をつけることが必要である。

計算問題はある程度時間をかけて計算ミスを少なくしたい。そのためには知識問題をどれだけ短時間で解答できるかである。知識問題は400~800文字程度の実験あるいは物質の性質についての文章の中で穴埋め問題として与えられ、それに続く設問で文中の物質や反応、実験器具などについて問われる。また、物質の系統図や実験結果のグラフが与えられることもある。教科書を読み、知識をバラバラに暗記するのではなく、実験や単元ごとに流れを理解し、類似する形式の問題で演習をしておくことが重要である。

計算問題も特殊なものは出ない、頻出の問題についてはすぐに解法が浮かんでくるようにすること。

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